あ~イク恋愛生欲情の扉
札幌市中央区南5条西5丁目 第2東亜すすきのビル8F | 営業時間:8:30〜23:59
011-563-6919
あ~イク恋愛生欲情の扉 の写メ日記PHOTO DIARY あ~イク恋愛生欲情の扉のプライベートを覗き見! 随時更新中!
2020年 8月 の写メ日記一覧
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「こら、ありこ、鼻ほじるな」イケメンなんですけど、愉快な人で、クレイジーなお殿様がいらして、わたしも、ふざけている人間ですけど、負けず劣らず、ふざけているお殿様で、「このお殿様のキャラだから、許せるし、面白い」と思いました(笑)違うお殿様が同じことをしたり、言ったりしたら、うるせー!と思うような発言も行動も、このお殿様だと面白いし、許せる(笑)やっぱり、どんなにイケメンでも、さすが水瓶座だな、クレイジーだな、面白いなと感心しました明るくて、さっぱりしていて、いいね鼻ほじりながら歩くなって、笑われたいや正しく表現すれば、ほじっていたわけではなくて、めっちゃ鼻かゆくて、鼻のいりぐち、かきながら(まあ、人から見たら、ほじっていると同じ意味ですけどw)ふわふわと部屋の中を歩き回っていたんです。そしたら、そのお殿様に「あっ、こら、鼻ほじるな(笑)」って言われたので、すれ違い様に、ふざけて、その指をツツツーッてお殿様の胸元にこすりつけてみたら、「あっ、つけた!ちょっとちょっと、どさくさにまぎれて(笑)」通り魔かよ~。みたいな、ふざけたやりとりで、笑いっぱなしでしたね(笑)永遠の子供、すきです。永遠の子供
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?8月度のお礼?MoReです。
8月度は少し後半夏バテにて、ご心配をお掛けしてしまったご本指様方、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
そんな中でも、沢山のご本指様と、ご新規様に沢山遊んで頂きまして、本当にありがとうございました?
ご本指様の目標があと1歩及ばずでしたが、今月も良い結果を残すことが出来ました☆
来月は私のお誕生月でございます( ´艸`)??
ご予定合わせて、祝いがてら会いに来て頂けると嬉しいです♪
特別イベントもご用意しております?
詳細は明日??
さて、次回は9月2日(水)10時~17時です☆
まだまだ油断を許さず、出歩くのは難しいかもしれませんが、私のイキ顔を見に、私に逢いに来てくれる事を心よりお待ちしておりますm(_ _)m
癒し癒され、イチャイチャ?エロエロしましょう( ´艸`)??
夜の出勤も可能になってきましたので、出勤して欲しい日や時間があったらファンレターやヒメチャンネルからメッセージ下さい☆
お店に確認して欲しいと、連絡してくれてもOKです☆
急なのには対応できないとおもうので、ちょっと余裕があると助かります。
↓そんなヒメチャンネルのホームページはこちら↓
<コピペしてね☆>
https://hime-channel.com/profile/6moydw
お時間合う殿方様、普段遊びたくても遊べてなかった殿方様、お潮吹きまくりのエロエロなMoReに目が止まったそこの殿方様、気になっている殿方様、久しくお遊びに来ていないご本指様、中毒症状が出始めてるご本指様(笑)
是非遊びに来て下さい(*´ω`*)
〈ご予約が確実にお会いできます。〉
わりかしどんなことでも対応できます☆
来てよかったと思ってもらえるように頑張ります?
沢山気持ちよくなりたいので、ご予約よろしくお願い致します??
下記、来週以降出勤予定日です。
※随時変更あり※
MoReに興味のある殿方様は、是非ご都合つけて遊びに来て下さい☆
↓
9月1日(火)※お休み※
9月2日(水)10時~16時
9月3日(木)10時~17時
9月4日(金)19時~ラスト
9月5日(土)10時~17時
9月6日(日)※お休み※
9月7日(月)10時~17時
9月8日(火)10時~17時
9月9日(水)※お休み※
9月10日(木)10時~17時
9月11日(金)19時~ラスト
9月12日(土)10時~17時
9月13日(日)※お休み※
※?※?※?※?※?【※?自己紹介?※】?※?※?※?※ ?※
沢山興奮するとお潮を吹き散らかしてしまいます。
基本M体質ですが、Sのスイッチも持っています。
要するに変態なんだと思います(?>????)
わりかしどんなことでも対応でき、どんな性癖でも受け入れられますので、リアルAV体験がちょいと味わえるかも!?
性癖はとことん解放してくださいね♪
変態チックで楽しく、燃えるようなプレーが大好きです(*´ω`*)?
エッチな事大好きで潮吹きで変態な私とお遊びしてみたい変態で素敵な殿方様からのご予約・お問い合わせ、どしどしお待ちしております??
今なら母乳も少し出ちゃいます?
潮吹きは沢山しちゃいます?
精一杯頑張りますので、よろしくお願い致します。 -
お礼だよ?2週間ぶり2度目ましてのKさんありがとうございます初!男の〇吹き…どちらも初体験でビックリしましたね時間経つのあっという間ですっごく短く感じました気持ちいいっていっぱい言って貰えて嬉しかった…また遊んでくれるの楽しみにしてますまだ遅い時間枠空いてますので遊んでいただけるお兄様お待ちしております⸜(*˙꒳˙*)⸝
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是非?明日出勤!夕方までお部屋ですので変わらずよだれたっぷりでご奉仕させてください…♡前日からのご予約お待ちしております( ˙꒳˙* )/8月も一緒に過ごしてくれて本当にありがとうございました!!まだまだ勉強勉強の毎日ですが欲を満たして喜んでもらえて嬉しかったです…!9月も是非お部屋でいやらしいお時間を一緒に♡♡♡明日からも楽しんでもらえたらますみの欲も満たされるから頑張ろう☆
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15時30過ぎ~75分のお礼?MoReです。
15時30過ぎ~75分立ちバックコース<オプション:手枷・イラ◯チオ>でお遊び頂きましたご本指様、ありがとうございました?
手枷&立ちバックだったので、勝手に鎖へセットしちゃいました( ´艸`)??
めちゃめちゃ吹き散らかして、逝き狂って、かなりメス化して、今思い返せばドン引きレベルでした(笑)
飲み楽しんでね♪
また、こちらに用事がある時、タイミング合ったら来てね??
さて、本日もありがとうございました??
次回は9月2日(水)10時~17時です☆
まだまだ油断を許さず、出歩くのは難しいかもしれませんが、私のイキ顔を見に、私に逢いに来てくれる事を心よりお待ちしておりますm(_ _)m
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※随時変更あり※
MoReに興味のある殿方様は、是非ご都合つけて遊びに来て下さい☆
↓
9月1日(火)※お休み※
9月2日(水)10時~16時
9月3日(木)10時~17時
9月4日(金)19時~ラスト
9月5日(土)10時~17時
9月6日(日)※お休み※
9月7日(月)10時~17時
9月8日(火)10時~17時
9月9日(水)※お休み※
9月10日(木)10時~17時
9月11日(金)19時~ラスト
9月12日(土)10時~17時
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精一杯頑張りますので、よろしくお願い致します。 -
速度制限~( ; _ ; )速度制限のためhimeチャンネル開けませんWiFi付けてるけどあんまり反応してくれない絵文字デコメ沢山なので送信されたらいいな笑昨日から涼しくなってきてさすが北海道って感じな気温ですね今日が終われば9月かぁ…1年ってあっという間だなって思います8月の最後お兄様とイチャイチャした思い出でおわれたら嬉しいな
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ゆがむ おじかん ですマユコは子犬を助けてみたかった。出来れば雨の日がよかった。道端に捨て置かれた段ボールのなかで、心細そうに震える子犬に優しくしてみたかった。いいこだと思われたかった。性格のいい自分を演じてみたかった。だけどなかなか子犬を捨ててくれる人はいない。隣の家の犬が子犬を生んだ。生んだ四匹のうち三匹は、よそにもらわれていった。そして子犬が残った。その子犬はチビと名付けられ、ぼろ毛布も与えられ、機嫌よく幸せそうに過ごしていた。夕方、マユコはカッパを着こんで、隣の庭に忍び込んだ。赤い屋根の犬小屋を覗きこむと、眠っていた子犬が起きた。子犬には、まだ鎖がついていなかった。子犬は暖かくて、意外に重たかった。なまなましい重さだ。毛の生えた肉、という感じがする。子犬を抱えて自宅の物置まで駆けて行った。準備していた深めの段ボール箱に子犬をいれる。蓋をしめ、よいしょ、と持ち上げた。そして約50分、歩いた。そして、よい具合の好みの小路に段ボール箱を置く。マユコにとっての、よい小路とは車一台通るのがやっとの場所である。このシチュエーションをマユコは求めていた。段ボール箱の蓋を開けて、その場を離れた。活発な子犬は箱から出ようとした。出られては困るので、蓋を閉めた。そして、いったん自宅に帰り、カッパを脱いで、赤い傘をさして、また50分かけて戻ってきた。段ボール箱にそっと近づき、蓋を開ける。傘を肩と首で挟み、しゃがみこんだ。子犬の頭をゆっくり撫でる。子犬は寒いらしく震えている。マユコは女優になりきって言う。「可哀想に。だれがこんなひどいことを?」感情をこめていい、赤い傘を子犬にさした。子犬を抱き上げ、高い高いをした。傘を差しながら子犬を抱っこして歩くのは難しいけど、どうにかやりきった。そうやって、子犬と一緒に家に帰った。すっかり満たされたので、子犬を返そうと再度、隣の庭に忍び込む。おばさんが留守の時間を狙ったから、だからおばさんと出くわした時は驚いた。耳鳴りがしたほどだ。そのあとに汗が出てきた。掴みかかってくる勢いで、マユコの腕から子犬をかっさらったおばさんを見て、興奮が伝染した。気がついたら、意思とは裏腹にマユコは、おばさん、おばさん、と必死で言っている。自分の声なのに、どこか遠くで聞こえた気がした。子供らしい、正直で、必死な声。「その子犬、捨てられてたんだよ」と言いながら、マユコの目から涙が溢れた。嘘泣きではない。マユコは本気だった。本気で心ない誰かに連れ去られ、捨てられた子犬を助けた少女になりきっていた。結果的に隣の家でマユコは恩人になったし、いい評判が瞬く間に町内に広まった。命の恩人とほめられるたびに、マユコは大いにはにかんだ。マユコは愛らしい顔立ちをしている。目がパッチリしていて、鼻の形も唇の厚さも申し分なかった。白い肌は柔らかで、栗色の髪の毛を腰まで伸ばしていた。とても可愛くて、性格までいい。そう。マユコは、これを求めていた。とても快感である。べつに犬なんて好きでもなんでもないし、苦手なのに。マユコの欲を満たすためだけに使ったのに。言えない言えない。ところが。「ぼく、見たんだけど」という者が現れた。同級生のモリオだった。下校中に声をかけられ、振り返った直後だった。顔と名前くらいは知っている。トクトクとマユコの心臓がいやに可愛らしい音を立て始める。とっておきといってもいいほどの笑顔を造り、マユコは口を開いた。「なにを?」「全部」モリオはにっこりと笑った。モリオはジャガイモに似ている。モリオの肉付きのよい丸顔は、笑うといっそう無邪気に見える。そして邪悪に見える。場面は切り替わり、モリオが本腰を入れて、マユコにつきまとい始めた。マユコの部屋は二階にある。朝、カーテンを開けたら、モリオはマユコの自転車のサドルに頬擦りをしていた。ピンク色のサドルをかき抱くようにして、うっとりと目を閉じている。気味の悪さを感じた。でも、何か、しっくりくるものがあり、恐怖は感じなかった。モリオはマユコの一日の行動を細かく書いたレポートみたいなメールを送りつけてくるようになった。中学生になり、モリオは、背が伸びた。手足が長くなり、小太りではなくなった。ジャガイモではなくなった。勉強もよくできた。もしもモリオが健全な男子だったら、わたしたちは似合いのカップルになれたのになと思った。しかしモリオは、マユコにつきまとうわりに、マユコに何も求めてこなかったし、つきまとわれている立場のマユコから切り出すのもおかしな話だし、モリオが何をしたいのか意味不明だった。マユコのなかの気味の悪さは回転を続けていた。だけどモリオのやっていることは変態的だけども、よその家の子犬をさらって、捨てて、また拾ったマユコの行為と、同質のものを感じる。場面は切り替わり、高校生になった。モリオが毎日、マユコの写メを要求する。できれば毎日と言われたけど断った。マユコはモリオの執着が本物なのか知りたかった。マユコは、モテなくなった。あんなに可愛かったのに、成長と共に変化が出てきた。マユコの輪廓は四角に育った。わりと大きい。華奢だった身体も、デブとは違うけど骨太になり、ごつい女になった。町内の人には、昔はあんなに可愛かったのに、と、残念がられてるのを知っている。マユコは自分から異性に接近するようになった。マユコはまだ自分が「美味しいもの」なのか確かめたかった。どんな男にも求められれば応じた。何度でも応じた。おかわりが欲しくなるくらい、私ってば美味しいものなのねと思いたかった。おかげであだ名は「ヤ、リマン」になった。モリオからは相変わらず毎日メールがくる。私にはモリオがいる。せ、っくすをしなくても、私を美味しいものだとわかっているモリオがいる。私は、化粧なんかしなくていい。眉も整えなくていい。顔の産毛も剃らなくていい。すねも脇も下もボーボーだ。風呂なんて入らなくても死にはしない。ガムを噛めば歯磨きも省略できる。いつしか、誰もマユコに近づいてこなくなった。モリオは忙しいらしく、あまりメールをしてこない。場面は切り替わり、玄関のチャイムが鳴った。土曜の午後だった。マユコは聞こえないふりを決め込んだ。まだ布団の中にいた。しつこく鳴らされるチャイムに根負けしてドアを開けたら、モリオが立っていた。上等そうな黒い靴をはいて、体にあったスーツを着ており、水色のワイシャツにネクタイを締めていた。「お久しぶりです」そう言ってくる。「直接お会いして言った方がいいかと思って」とマユコの全身に視線を走らせる。モリオが控えめに鼻をこすった。いやな臭いを嗅いだときに、やる仕草に見える。「はっきり言った方がいい気がして」振りきるようにモリオが言った。なんだろう。プロポーズだろうか。勘弁してよ。モリオなんて、嫌だわ。「はっきり?なに?」マユコは、うつむいて、目やにを取ろうとしている。フケがボロボロと落ちる。「もう、やめません?というより、やめてもらえませんか?」苛立っている様子だ。「は?なにが」マユコも寝起きで苛立ちながら答える。目やにが付着した指をさりげなくジャージで拭いた。「メール」「は?あなたこそ勝手に部屋に入るのやめてくんない」「ほんとに、そろそろ、まともになりましょうよ」「だって、現に、掃除洗濯してくれたりしてるでしょ」「それ、僕じゃないですよ。どうやって家に侵入するんですか。親が来てくれたんじゃないですか?まともな人なら、そう考えると思いますが」「まとも?まとも?あんたが、まとも?あんたなら、やりかねない」「子供の頃の話じゃないですか。いつまで、自分に惚れてると思ってるんですか」まともな人なら、変わっていくと思うんですけど。モリオは、そう言って、肩をすくめた。まるで常識人みたいな仕草である。目の奥が熱くなった。裏切られた、という思いもある。マユコは裸足のまま、玄関におりた。モリオの肩に手をおいて、首筋に鼻先をくっつけた。もう片方の手で、モリオの太ももを撫でる。そしてモリオの耳たぶを噛んだ。モリオは首を引っ込めたあと、マユコの頭を手のひらで押し戻した。しなだれかかっていたマユコの身体も荒っぽく引き剥がす。「勘弁してくださいよ」細い指で眼鏡をかけ直して、顎を引いて、こちらを見る。眉間にシワを入れたまま、薄い唇を歪めている。「別人じゃないですか、というより、別物だ。子犬を助けたあの可愛い女の子じゃないですよね。あのとき天使か何かを見つけたような気持ちになりましたよ。でも、とんでもない高飛車で、どこまでいい気になっていくのか興味がわいて、結局ここまで引っ張っちゃったけど」どうやらモリオはその場面しか見ていなくて、マユコが犬を盗んだことまでは見てなかったらしい。マユコの全てを見ていたわけではないのだ。マユコの全てを好きだったわけではないのだ。マユコのことを、無条件で、おいしいものだと思ってたわけではない。場面は切り替わり、マユコはモリオの会社周辺に「モリオは変態」とか「モリオはワイセツ野郎」と太字で書いた張り紙を張りまくり、逮捕された。だけど、すぐ出てきた。そしてモリオの会社に火をつける。モリオは悪くない。モリオを変えたのは、きっと世の中だ。会社だ。上司だ。こんな会社燃やしてあげるからね。あなたがあなたのままでいれるように。あなたが安心して、私のことを、愛せるように。の いつかの夢シリーズ
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ゆがんで とける おじかん です私は42歳になっている。バイキンマンに似ている男性とデートをしている。無口とかのレベルじゃない、無言である。話をふってこないし、話しかけてみても、返事はするけど、聞いてんだか、聞いてないんだか、わかんない反応である。会話を続けようとする姿勢がない。一回目のデートでここまで会話が続かないって、たぶん相性が悪いんだなと思いながら、誘われたのに、なんで私が気を使わなきゃいけないのかという気持ちになり、私も無言になってみる。すると、とたんに気まずそうな空気を出してくる。うーわー、めんどくせー。なんでもかんでも、女任せにしてんじゃねぇ。心地いい無言というのは確かに、あるだろう。だけど心地いい無言になるほどには、彼との関係も、信頼関係も、まだ完成していないし、それを心地よく思えるほどに、まだ私は、彼に惚れていないし、スイッチが入っていない。それは彼も同じだろう。そして彼の思考回路はなんの努力もしてないくせに、デートした=エッチできるらしく、無口なわりに、下心は、しっかりと見せてくる。コミュ障のくせに、その感情を見せるときだけ、饒舌というか、おしゃべりになるのは、コミュ障あるあるである。しかもニタニタしながら無言で見つめてきて、まじ、きもい。めっちゃ凝視してくる。こっち、みんな。目潰しするぞ。口説きかたも下手くそ、がっついている感情とか、焦っている感情だけが全面に出ている。なんてゆーか、わかりやすく説明すると、0から、いきなり100に飛ばそうとしている感じである。それなら風、俗行けば、0から100に飛ばせるのにな。なんだおまえ、ち、んぽに、脳みそついてんのか。あれ、こんな人だったっけと気づくためにも、デートは大切なのである。特に一回目のデートは、大切なのである。どんなにいい人に見えても、ふたりきりでデートしてみないと、わからないことは、たくさん、ある。彼も私と一緒にいてもつまらないだろうな、早く帰りたいだろうな、と思ったけど、意外にそんなことはないらしく、「カラオケ行こう」と言ってくる。どうせマイク握りながら、どや顔で見つめられたり、肩を抱かれながら、無言で顔を凝視される展開まで推理出来た。展開が読める。だから、うんざりする。だから私はポーカーフェイスで「なんか、車酔いしたのか、具合悪いから帰りたいし、おばばだから、カラオケだなんて、そんなハレンチなことできない」と言った。すると彼は、どもりながら、「つ、つつつ、つぎは、いつ会える?」と手帳を取り出しながら言った。だから同じく、どもり仲間の私も、どもりながら、「あっ、えっーと、まっ、ままま、まだ、わかんないから、日程みて、私から連絡す、す、するねっ」と無難な返答をしてみた。彼は後部座席に手を伸ばしながら、「あ、そ、そそそ、そうだ。気に入ってくれるか、わからないけど……」と言う。そしてギターを取り出し、ギターをかき鳴らしながら、自作の歌を歌い始めた。「きみが、すきだyo yo抱きたい、触れたい、僕のすべてで、君を感じさせたい yo yo」みたいな内容である。わたしは必死でポーカーフェイスを装いながら、手拍子をしている。わたしは必死で微笑みを作りながら、手拍子をしている。帰りたい。帰りたい。もう、わたしは、いっしょう、ひとりでいいですから、どうか、帰らせてください。の いつかの夢シリーズ
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ゆがむ おじかん ですハマオがマサオのことを思い出したのは、新聞に目を通した瞬間である。連続放火犯逮捕の記事を何気なく読んでいたハマオの目に犯人の氏名が飛び込んできた。そこにマサオの名前があった。妻のミヨコが話しかけてくる。「なに?面白いこと書いてる?」そう言いながら、コーヒーをマグカップに注いでくれた。「放火の犯人が捕まったんだけど」「ああ、連続放火事件ね。でも、それって、そんなに驚くこと?」「犯人、俺の大学時代の同級生なんだよ」「えっ、それは驚くね。でも同姓同名ってことはない?顔写真みた?」「うん。写真見ても、間違いなく、あいつ。あんまり変わってねぇな。久しぶりに、顔みたわ」「あなたにとっては事件の犯人じゃないのね。まるで同窓会の出席者にしんゆうの名前でも見つけたような口ぶりだわ」「いや、驚いてるよ」「どんな人だったの?」「女好きのするやつだったよ。背が高くて美形だったからモテてたよ。冷たい感じがしたし」ミヨコが吹き出した。「なにそれ。冷たいと、もてるの?じゃ、あなたは、もてなかったでしょ」ハマオも笑いながら頷いた。「おれみたいに当たり障りのないのって、若い頃は、もてないんだよな。女って、裏表あるやつ、好きじゃない?クールな男が自分の前では全然違う、みたいな感じにくらっとくるんだろ?」「あなたは、それ知ってて、どうして、もてるようにならなかったの?」「もてないまま、ミヨコに出会いたかったからだよ」「はいはい」スーツ姿のまま、ミヨコと、じゃれあう。こんなところを職場の人に見られたくないな、とハマオは思う。想像すると恥ずかしくていたたまれなくなる。しかし、幸せは、元々、恥ずかしいものなのかもしれない。秘密に似ている。そう感じながら、ハマオはミヨコに口づけをする。「あー、チューされたー」「秘密だよ」「誰に、今朝、旦那にチューされたって打ち明ければいいのよ」ハハハッと明るい笑い声が響く。打ち明ける価値などないものが、ハマオは好きだ。場面は切り替わり、ハマオはその夜、寝る前にマサオのことを思い出した。大学の時、マサオが彼女を紹介してくれたことがあった。彼女のケイコは、お世辞にも美しいとは言えなかった。人それぞれ好みはあるだろう。だけど100人いれば95人がブスと思うレベルである。ある日ハマオがマサオの家に遊びに行くと、マサオがハマオに言った。「俺の彼女、ブサイクだろ」ハマオはどう答えていいのかわからず、タバコに火をつけた。「まあ、男受けする顔ではないな」「ブスだと思ってるなら、そう言えよ。すげえブスだろ」「ひでえな。自分の彼女のこと、そんなふうに言うなよ」「本当のこと言っただけだよ。俺と出会うまで処女だったんだぜ」笑いながら彼女の悪口を言うマサオを見ながら、ハマオは悲しい気持ちになった。「でも、うまいよ、これ」と言いながら、おそらく彼女が作ったであろう肉じゃがを食べた。「そうなんだよ。うまいんだよなあ、あいつの料理」なんだかんだ言っても、マサオは彼女のことが好きなのだ、と、そのとき思った。そしてマサオは、こう続けた。「おれ、おふくろの味ってないんだよ、おふくろいないからさ」「へー。りこんしたの?」「おれが小学生の時に死んだんだ。うちが火事になって焼け死んだ」「うーわ、重たい話し聞いちゃった、どうしよう」「そのとき、俺の兄貴も死んだ」「ふーん」「そのリアクションいいね。それくらいのリアクションだからこそ、お前に話したいと思ったんだ」「だって、べつに同情されたくて話してるわけじゃないだろ?」「もちろん。だけど聞いてほしいだけ」「聞くよ」「俺な、母ちゃんと、ヤッてたんだよ」「はい?」「小さい頃から、母ちゃんのま、んこ、舐めさせられたりさ。言うこと聞かないと、掃除機でなん十回も叩かれたりさ」「わー、重たい、どうしよう、笑えない」「男と女は、どちらかが飼い主で、どちらかが飼い犬だってことに決まってんだと思った。おれは、彼女との関係では、飼い主なんだよ。おれは、これからの人生、永遠に飼い主でいることに決めてる。あいつさあ、俺に、いつもシッポふってる。それが見えるんだ。せ、っくすしてるときなんて特にそう。かわいいよ。ブスだけど可愛いよ。おれの注意を引こうと、いつも必死でさ。すげえ惨めで、すげえブスで、すげえいとおしいよ」ハマオにはマサオの感覚が、まったく理解できなかった。母親に傷つけられた過去があっても、それは彼女には関係ない。あんなに性格のいい彼女をいじめて、なんて悪い男なんだと思った。だけどきっと、マサオとケイコは、他人にはうかがい知れない幸せを密造している。と納得した。そして聞いてみる。「ところで、死んだおふくろさん綺麗な人だったの?」その質問に、マサオは微笑したまま、しばらくの間、黙っていた。まずい質問をしてしまったかと後悔していると、マサオは今まで見たこともないような、うっとりした顔で、「うん。あんなに美しい人は、よそにいないよ。だから掃除機で叩かれようが、水に沈められようが、俺は幸せだったよ。俺の飼い主になれるのは、あの人だけ」と言った。「こんなこと聞いて思い出させたら悪いけど、出火原因って、なんだったの?」そう聞くと、マサオは、くすくすと笑いながら、こう言った。「さあ、飼い犬に手を噛まれたんじゃないのか?」それを聞いて、ハマオは背筋がぞっとした。それ以来、マサオと距離を置いていた。そのあと、ケイコが焼身自、殺をした話を噂で聞いた。別れ話を持ち出したマサオに、ケイコは、何度も謝り、すがりついた。すがりついてくるケイコのことをマサオは無惨にもボコボコにした。「いや、別れたくない」気が狂ったケイコは、マサオの目の前で焼身自、殺をした。冷酷なマサオも、さすがに焦ったらしく、止めようとしたけど、ヤケドしそうになり、止められなかった。そのあとマサオは精○科に入院したという話も知っている。そして、今回の連続放火のニュースだ。マサオはケイコのことを愛していただろう。それは間違いない。母親と同じくらい、いや、もしかしたら、母親よりも、強く強く愛していたのかもしれない。人は誰かを本気で愛した時に、失いたくないのに、失いたくないからこそ、わけのわからないことをしてしまうことがある。きっと失いたくないからこそ、破壊したくなることがあるのである。の いつかの夢シリーズ
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せつなく ゆがむ おじかん です整頓せずに詰め込んで散らかっていた憂鬱が、私の中から、なだれ落ちてくるのは、きまって夕方である。夜が近づくにつれ下がってきた部屋の温度や、まだ仕事でのストレスが解けていないヨシオの疲れきった肩が、耐えられないほどに、せつない。ものすごい不機嫌で、その空気が嫌で、私には居場所がない。私たちは付き合って2年、同棲して1年が経とうとしている。同棲しなければよかったのかな。付き合っているときは完璧に優しかったのに。今はすぐに不機嫌になり、私のことをコントロールしようとする。どうしたのと話しかければ怒るし、かといって、ほっとけば、それはそれで怒り出すのである。それをものすごいポジティブに捉えると心を開いていると解釈できる。でも、それなら心を開いてくれていないときのほうが一緒にいて楽しかったなと思う。ヨシオのありのままの姿を好きだとは思えない。私は冷たい女なのかもしれない。それでも私はヨシオに執着している。鍋が煮えるまで、またはグリルで魚が焼けるまでの、何もすることのないこの空白の時間を私は、うまく過ごせない。不機嫌なヨシオに話しかけたほうがいいのか、ほっといたほうがいいのか、どっちにしろ八つ当たりされることはわかりきっているので、どの選択をするかのこの空間で、私は寿命が縮まりそうなストレスを全身に感じる。おかえりなさいから夕食を食べるまでの、日常の隙間の40分が人を絶望させる力を持っているなんて、ヨシオに会うまでは知らなかった。私はヨシオのことを、ほっとくという選択をした。不機嫌なヨシオに話しかけずに、テーブルにご飯を運ぶ。するとヨシオは、ムスッとしながら立ち上がり自室にこもってしまった。うん、そうしてくれると有難い。一緒の空間にいられても楽しくないから。と思いながら、私はご飯を食べ、テレビを見ていると、ヨシオが自室から出てきた。そしてムスッとしながら、「俺といるのが楽しくないなら別れるか?」と聞いてきた。私はヨシオのことを宇宙人なのではないかと思った。楽しくなさそうなのはヨシオのほうじゃないか。いつも冷たいのはヨシオのほうじゃないか。とんでもない言いがかりである。私は、うんざりしてしまって「そうしよう」と答えた。私のこうゆうところもヨシオのことをイラつかせるのだろう。私はヨシオの言うことにたいして、「やだ」とか「ダメ」とか言ったことはなくて、すべて受け入れてきた。私には自分の意思はない。優柔不断の八方美人である。ヨシオは怒り出し、台所から包丁をもちだし、「一緒に死ぬか?」と言い出した。「うん、それもいいと思う」そう言うと、ヨシオがゼンギもせずに、私のことをレイ、プした。レイ、プごっこではない。レイ、プである。私は毒親に育てられたけど、ここまでひどい扱いを受けたことはない。少なくとも肉体的には安心であった。痛い痛い痛い。場面は切り替わり、私は産婦人科にいる。女性のお医者さんが私の膣を消毒しながら、「どんなことされたら、こんなに傷だらけになるの?子供生めなくなっちゃうよ」と心配そうな顔で言った。私は、ヨシオの子供を3回も中○している。場面は切り替わり、ある日、ヨシオの機嫌がいい日があった。そこから、2日、3日、とヨシオが優しい日々が続き、ついに一ヶ月がたった。いつ、また、元通りの横暴なヨシオに戻るかとヒヤヒヤしていたけど、そもそも元通りのヨシオって、なんなんだろう。ヨシオは優しい男なんだろうか。それともクズなんだろうか。そんな、ある日、旅行に連れていってくれて、そこでプロポーズされた。私は大喜びで、ヨシオに抱きついた。「いっぱい傷つけてごめんね、結婚しようね」いま、私は人生の中で一番、幸せだと思った。この男を世界で、いちばん、愛している。場面は切り替わり、プロポーズされた翌日の深夜、私は荷物をまとめる。明日は携帯を解約しよう。割れたコップは二度と元には戻らない。ゆがんだものは、二度と元には戻らない。人間が、そんなに簡単に変わるわけがない。掻き出された赤ちゃんが、人間の形には、もう二度となれないのと同じで。だけど、つらいままで別れるのは嫌だったから、だから、いちばん幸せだと思えた日に、ヨシオと別れようと思っていた。いま、いちばん幸せ。私がいなくなったら、ヨシオは自、殺しそうである。情緒不安定なよしおは、酒と一緒に安○剤を飲むのが日課になっている。私がいなくなれば、間違いなく発狂するだろう。それも、いいと思う。幸せな記憶のあとに自、殺するなら、それも、ヨシオにとって幸せな結末だと思う。「バイバイ」私は音を立てずに、そっと家を出た。の 今日の夢シリーズ