あ~イク恋愛生欲情の扉

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宝乃ありな の写メ日記PHOTO DIARY 宝乃ありなのプライベートを覗き見! 随時更新中!

2024年 4月 の写メ日記一覧
宝乃ありな

宝乃ありな(26歳)

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とけて ゆがむ おじかん です

とけて ゆがむ おじかん です

私は、
自室にこもり、
旦那の写真を眺める。
私の部屋には
壁に旦那の写真が何枚も飾られていて、
旦那のライター、
旦那のタバコの吸殻、等も収集している。
旦那の髪の毛……まで入手したら、
さすがに、気味悪がられるだろうなと思ったけど、
くれるなら、普通に、ほしい。
そんな私の変質的な愛に、
旦那は不思議な表情をする。
「結婚したんだから
いつでも会えるじゃないか。
なぜ、実物に触れるのに、
部屋に引きこもって、
僕の写真を眺めるんだい」
と。
私は、
「あなたに
私の深い愛は理解できないのね。
会えなきゃ冷める愛なんて、
会えたとしても、
いつかは、なくなるわ。
私は、永遠が欲しい」
と答えながら、
引きこもる。
場面は切り替わり、
旦那がノックをしてくる。
だんな「(コンコン)」
わたし「(がちゃっ)はぁい」
だんな「引きこもってないで、たまには、出ておいでよ」
わたし「いま、あなたの写真を眺めてる最中だったのに、邪魔しないでよ」
だんな「いや、実物の方がいいでしょ(笑)
会えた方が嬉しいでしょ(笑)」
わたし「それとは違う楽しさが写真にはあるのよ」
だんな「うーん」
わたし「わたしは、
あなたのことが好きで、たまらない」
だんな「いや、それは、わかるけど。
怖いくらいに伝わってくるけど(笑)」
わたし「で、用件は何?」
だんな「こっち、おいでよ。
一緒にテレビ見よう」
わたし「明日ね」
だんな「イチャイチャしよう」
わたし「安っぽいイチャイチャはしない主義なの。
安っぽい愛してるはいらないし、
安っぽい愛してるは言いたくない主義なの」
だんな「ぼくの部屋に、おいで」
わたし「襲わないでね!」
だんな「襲わないから、おいで」
わたしが
おそるおそる旦那の部屋についていくと、
旦那の部屋には
私のブサイクな写りの写真が
たくさん張られている。
似た者同士が結婚するのだと思った。
ただ
私と旦那の違いは、
私は、
なるべく旦那がイケメンに写ってる写真を飾りたがり、
旦那は、
なぜか私がブサイクに写ってる写真を飾ろうとする。
「どうして、こんな写真を張るの!(笑)
もっと、かわいい写りにして!」
と抗議してみたら
「えっ、かわいいじゃん!」
と真顔で反論してくる。
それは
ふざけてるわけでもなくて
旦那の美的感覚では、
そのチョイスが
ほんとに可愛く見えるらしい。
私から見たら、
ガチャピンにしか見えない写りである。
そして、
お互いのセンスのなさに苛立ち、
そこから口論へと発展して、
どちらのほうが
気持ちが大きいか、
という
張り合いに発展していき、
わたしのほうが、
おれのほうが、
怒りをぶつけあい
せ、っくすへと発展していく。
場面は切り替わり、
ある日、
火事で私たちの家は燃えた。
もちろん
写真も何もかも。
そして、
逃げ遅れた旦那も燃えた。
黒焦げの旦那が
担架に乗せられて、
火の中から救出された。
そのあと
旦那は病院に運ばれ、息を引き取った。
私は、
これからさき
どうやってだんなのことを思い出して、
どうやってだんなのことを感じればいいのか。
姿が見えなくても
1000年離れていても、
私は、
旦那のことを思い出せるだろう。
旦那が使ってたライターを見るだけでも、
旦那のことを立体的に思い出すことが出来た。
だから
会えなくても
このさき
ケンカをして
ドロドロの別れに発展しても
寂しくないと思った。
嫌われても
私の中に愛があれば、
私の中で、ずっと、旦那と一緒にいられるし、旦那の姿を思い出せる。
だけど、
こんな終わりかたは
あまりにも悲しすぎる。
あんな死体は見たくなかった。
これからさき、
思い出せるのは、
黒焦げになって、苦しんで死んでいった旦那の最後の姿だけである。
あんな姿を立体的に思い出すくらいなら、
だんなのことを忘れてしまいたい、
だんなのことを嫌いになりたい、と思った。
ある意味、
私たちの愛は、永遠になった。
私は、
旦那の
見るも無惨な最後の姿に縛られながら、
生きていくのだろう。
の 今日の夢シリーズ3
ひー
さてさて
ごはん食べるので、また明日

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