あ~イク恋愛生欲情の扉

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宝乃ありな の写メ日記PHOTO DIARY 宝乃ありなのプライベートを覗き見! 随時更新中!

2020年 9月 の写メ日記一覧
宝乃ありな

宝乃ありな(26歳)

T160.B90(G).W58.H87

  • もうすぐ、
    もうすぐ、

    おせいり来そうだから、
    お早めに遊びに来て下さい
    本日、19時からお願いします

  • でっぱ( ´∀`)(笑)
    でっぱ( ´∀`)(笑)

    やっぱり今も昔も、がちゃぴんでしたけど(笑)
    若いって、やっぱり、いいな。
    代謝がよくて、太らなかったのにね。
    太っても、すぐにストンと落ちたのにね。
    20半ばから、
    どどどーーーーーんと(笑)
    戻らなくなる!w
    明日、撮影だ~。
    たのしみ半分、ゆーうつ半分(笑)
    きっと上手に撮ってくれると、信じている

  • 続き
    続き

    さっきの日記の続きですけど、
    友人だけではなくて、
    仕事でもそうです。
    なんとなくインパクトに残るお殿様というのは存在して、
    ふいに思い出すと、会いに来ます。
    でも共通しているのは「ポジティブな感情」を抱いているとき、ですね。
    やだなーと思って思い出す人は来ないし、
    たのしかったなーとか、こんなお話をしたなーとかを思い出すお殿様は、
    案外ひょっこり会いに来ます(笑)
    だから、そうゆうのって、なんてゆーか、宇宙のネットワークみたいなもので、繋がっているんでしょうね
    スピリチュアルか。
    そしてやっぱり相手と自分は鏡だ。
    いい感情は、届く。
    わるい感情も、卑しい感情も、やっぱり、どんなに笑顔でも、届く。
    結論【人は、みな、宇宙のネットワークで無意識に感情とか波動を受信しあっている】
    スピリチュアル

  • ちょうど??
    ちょうど??

    ふと思い出していたら、タイミングよく、その人から連絡くるの、なんでだろう
    あるあるだね(笑)
    スピリチュアル

  • おっぱい
    おっぱい

    痛い~。
    おせいりまえで、ぱんぱん
    ち、くび、つままないで、全体的に揉んでね!

  • ゆがんで あえぐ おじかん です
    ゆがんで あえぐ おじかん です

    精、神病院と聞いただけで、自分とは何の関わりもない場所と思ってしまう人がいる。
    魔界のようなものだと思っている人が多いであろう。
    旦那がそうだった。
    旦那の母親は「あの子は、こんなところにいるべき子じゃない」と言いながら泣いた。
    いや、今の旦那は、ここにいるべき人間だ。
    うちの旦那だけじゃない。
    誰だって、そう。
    私だって、いるべき人になる可能性はある。
    旦那の入院しているアルコール病棟は、敷地内の一番奥にある。
    依存症の治療では有名な所である。
    女性患者はいない。
    アルコール病棟の入り口には、依存症の人々のための喫煙所があり、ベンチやテーブルがピンク色で、オープンカフェのような雰囲気を醸し出していた。
    なぜか、ガチャピンのぬいぐるみや、べティちゃんのぬいぐるみが飾ってある。
    とても可愛い。
    なのに、そこに、
    お世辞にも可愛いとは言えない酒に脳を犯、されて狂った野郎どもが、くつろいでタバコを吸っている姿は、ずいぶんとエキセントリックである。
    私は、そこで何人かの患者たちと気やすく言葉を交わす間柄になった。
    彼らは場所にそぐわない奇妙な明るさを振り撒いていた。
    自分たちが抱える深刻な問題など、まるで意に介していないように見えた。
    その野放図な言動は、看護師の眉をひそめさせるのに充分だった。
    誰かしらひとりは、いつも注意されていた。
    そんな中で私は、いつの間にか「テツオの奥さん」という呼び方から「いもちゃん」という呼び名に変化していった。
    旦那のテツオが、治療を必要とする状態だと気付いたのは、一年ほど前のことである。
    昔から酒は嗜んでいたけど、ある頃から急激に量が増えた。
    仕事で責任がある立場の旦那は、ストレスが溜まっていたのだろう。
    仕事を終えたあとの酒の量は増えていった。
    旦那は食欲がどんどんなくなって、痩せていった。
    精力的な様子は変わらなかったので、大丈夫だろうとたかをくくっていた。
    だけど異常だなと思ってはいたし、
    酒代が、半端ないので、控えるようには言った。
    ある朝、旦那が家を出たあと、旦那の飲み干したスポーツドリンクのペットボトルが目に入った。
    捨てようと手にもち、なんだか嫌な予感がした。
    第六感だろうか。
    私はスポーツドリンクのペットボトルに残った、それを飲んでみた。
    驚いた。
    酒である。
    それも、かなり強い度数の。
    そこまでして、私に隠れてでも飲みたいのか、と驚いた。
    そして、ある日、旦那が酒を万引きして、私は警、察に呼び出された。
    私は、
    そんな旦那のことが恥ずかしくて恥ずかしくて、顔から火が出そうだった。
    若い頃なら、理解できる。
    そうゆう間違いもある。
    でも、いいとししたおっさんが万引きである。
    まだ一回目なので、
    勾留まではされずに、
    こらと怒られるレベルで、すぐに解放され、私と一緒に手を繋ぎながら帰宅した旦那は、
    「自分でも、まずいと思っている。
    おれ、へんだ。
    泥棒なんて恥ずかしいことだと思って生きてきたのに」
    と、号泣しながら私に抱きついてきた。
    酒を飲み過ぎると具合悪くなるのは、私も経験ずみだけど、飲まずにいるために七転八倒の苦しみを味わう羽目になるなんて、想像したこともなかった。
    もはや彼は、酒なしでは何も出来ない体になっていた。
    飲み過ぎて吐くのではなくて、飲まずにいるから吐くのだ。
    シラフのままでいると、手をふるようになった。
    震えるのではなく、赤ん坊がバイバイをするように、振るのである。
    字を書くなど、とんでもなかった。
    パソコンのキーに指が命中しないのである。
    コンタクトがいれられないので眼鏡になった。
    その頃には、仕事にも支障をきたすようになり、周囲の人々にも気付かれた。
    こうして旦那は、精、神病棟の門をくぐることになった。
    喫煙所のベンチで、旦那の入浴が終わるのを待っていた私を見つけて、患者が声をかけてきた。
    彼は旦那と、ほぼ同時期に入院した元暴力○員で、半袖のTシャツから両腕に掘った刺青が覗いている。
    この種の病院に入るのは、もう五回目だと言う。
    そのうち二回は、か○せい剤中毒で事件を起こした後だったらしいと旦那が教えてくれた。
    幼○にイタズラをして、組からも破門されてしまったらしい。
    成れの果てだよ、と自嘲しているらしいけど、私と会話している彼は、あまりにも普通である。
    和彫りがなければ、学校の先生だと言われても信じてしまいそうである。
    けれど夜中に突然、発狂することも頻繁にあるらしい。
    アルコール依存症の人間って、本当にわからない。
    誰もが落ち着きを取り戻していて、いい人に見えるのだから。
    だけど皆、それぞれに酒に依存した背景があり、闇を抱えているのだろう。
    本来なら接触する機会もない、別々の人生を生きてきた者同士が、我に返るという共通の目的のために、同じ場所に集まっている。
    ホームレスだったおじいちゃんも、エリートサラリーマンも、大学教授も、自称新興宗教の教祖も、物書きも、酒屋の店主だっている。
    そして、当事者ではないといえ、私もここにいる。
    いるべきなのだ。
    だって私も旦那のアルコール依存症の一端となっていると、前髪ぱっつんの女性の、お医者さんに言われた。
    女性患者はいないけど、
    お医者さんは女性である。
    そりゃー、喫煙所もピンクになるわな。
    私は旦那のアルコール中毒を見てみぬふりを続けてきた。
    そして私は私で、せ、っくす依存症である。
    私の浮気も、旦那を病ませた原因のひとつであろう。
    入院当時の惨めな姿が嘘のように、旦那は陽気さを取り戻していた。
    最初の2日目の離脱症状の苦しさなど、もう忘れてしまったみたいに、皆と、はしゃいでいる。
    けれども、もう彼は、前とは同じには戻れない。
    「奈良漬けの胡瓜は、どんなことをしても、新鮮な緑の胡瓜には戻れないでしょう」
    と、お医者さんの、ありこ先生が言って、私たちも笑った。
    「だから、永遠の戦いですよ」
    ありこ先生は、そう締めくくった。
    だけど私と旦那は絶望して、二人きりになったとき、どちらからともなく抱き合って泣いた。
    この人は、保存食になってしまったんだ、と私は思った。
    私以外の誰にも歓迎されない保存食。
    永遠の戦い。
    そんな言葉を思い出しながら喫煙所でボーッとしながら、旦那の入浴が終わるのを待っている私の周りで、
    患者たちが、ものすごい会話を繰り広げている。
    「病院じゃなければ、ありこ先生、押し倒して、やっちゃうんだけどな」
    「ありこ先生は、いかれてるから、ま、んこの中に刃物とか仕込んでそうだよ。
    いれた瞬間に、ち、んぽ八つ裂きにされそう」
    「ありこ先生も、ゆがんでいるから入院した方がいいな」
    喫煙所には、ありこ先生の書籍、「ゆがむ おじかん です」が、たくさん置いてある。
    「あっ、いもちゃんの前で、こんな下品な話をしてごめんな」
    「あっ、わたし、そうゆうレベルの下ネタなら大丈夫ですよ」
    そのあと、おとなしそうな、おだやかそうなイケメンの患者に、「散歩に付き合ってもらえませんか」と言われた。
    旦那の風呂は長い。
    まだ出てきそうにないから、
    私はそのイケメンについていった。
    「こっちへ」
    連れていかれたのは別棟の裏側である。
    「ここで一緒に雨宿りをしてほしい」
    と言うのだ。
    私が「うん」と頷くと、
    彼が「催涙雨だ」と呟いた。
    「さいるいう?」
    「七夕にふる雨を、そう呼ぶらしいです。
    色んな当て字があるみたいだけど、僕の好きなのは涙を催す意味の催涙。
    今日、元嫁の誕生日なんですよ。
    僕のDVで離婚したんですけどね。
    織姫と彦星みたいに年に一度どころか、もう二度と会えない。
    嫌われちゃったから」
    こんなに優しそうな男がDVをするのか。
    酒の力って怖いなあ。
    私が「寒い」とつぶやくと、
    「寒いなら、僕にすがりついてください」と彼は言う。
    私は、彼の体で暖を取った。
    彼も、また私にすがりつき、私たちは抱き合った。
    「いもさんは、旦那さんのことを嫌いにならないんですか」
    「ならないわ。
    私は、せ、っくす依存症なのよ。
    お互い様よ。
    お互い何かに依存している。
    それは私たちだけではない。
    人間みんな何かに依存しているわ。
    それがいきすぎたら、病名がつくだけでしょう?」
    「当たり前の楽しみを僕が、もつことは、もう二度と出来ない。
    彼女を作ったり、せ、っくすすることも」
    私は「出来るよ」と言いながら、彼の頬を両手で挟み、キスをした。
    そして、私たちは下半身だけを脱いで、せ、っくすをした。
    楽しみをもつことは出来るけど、
    私たちは、もう元通りの新鮮のキュウリには戻れないよ。
    私は旦那にもまだ教えていないし、
    誰にも教えていないけれど、
    H○Vの検査で陽性だった。
    もう二度と元通りには戻れない。
    道連れにするのは、この人で。
    もう元通りに戻らない人間を道連れにすることは、罪ではないし、罪の意識もない。
    私たちは、もう生きていたって、しょうがない。
    彼は私の中に出した後に、ゆっくりと、それを引き抜いた。
    私の太ももから、
    ツーッと伝う精、液が、濡れたコンクリートの壁に、ヤモリの形になって、ぴたりと張り付いた。
    の 今日の夢シリーズ

  • ゆがんで あえぐ おじかん です
    ゆがんで あえぐ おじかん です

    精、神病院と聞いただけで、自分とは何の関わりもない場所と思ってしまう人がいる。
    魔界のようなものだと思っている人が多いであろう。
    旦那がそうだった。
    旦那の母親は「あの子は、こんなところにいるべき子じゃない」と言いながら泣いた。
    いや、今の旦那は、ここにいるべき人間だ。
    うちの旦那だけじゃない。
    誰だって、そう。
    私だって、いるべき人になる可能性はある。
    旦那の入院しているアルコール病棟は、敷地内の一番奥にある。
    依存症の治療では有名な所である。
    女性患者はいない。
    アルコール病棟の入り口には、依存症の人々のための喫煙所があり、ベンチやテーブルがピンク色で、オープンカフェのような雰囲気を醸し出していた。
    なぜか、ガチャピンのぬいぐるみや、べティちゃんのぬいぐるみが飾ってある。
    とても可愛い。
    なのに、そこに、
    お世辞にも可愛いとは言えない酒に脳を犯、されて狂った野郎どもが、くつろいでタバコを吸っている姿は、ずいぶんとエキセントリックである。
    私は、そこで何人かの患者たちと気やすく言葉を交わす間柄になった。
    彼らは場所にそぐわない奇妙な明るさを振り撒いていた。
    自分たちが抱える深刻な問題など、まるで意に介していないように見えた。
    その野放図な言動は、看護師の眉をひそめさせるのに充分だった。
    誰かしらひとりは、いつも注意されていた。
    そんな中で私は、いつの間にか「テツオの奥さん」という呼び方から「いもちゃん」という呼び名に変化していった。
    旦那のテツオが、治療を必要とする状態だと気付いたのは、一年ほど前のことである。
    昔から酒は嗜んでいたけど、ある頃から急激に量が増えた。
    仕事で責任がある立場の旦那は、ストレスが溜まっていたのだろう。
    仕事を終えたあとの酒の量は増えていった。
    旦那は食欲がどんどんなくなって、痩せていった。
    精力的な様子は変わらなかったので、大丈夫だろうとたかをくくっていた。
    だけど異常だなと思ってはいたし、
    酒代が、半端ないので、控えるようには言った。
    ある朝、旦那が家を出たあと、旦那の飲み干したスポーツドリンクのペットボトルが目に入った。
    捨てようと手にもち、なんだか嫌な予感がした。
    第六感だろうか。
    私はスポーツドリンクのペットボトルに残った、それを飲んでみた。
    驚いた。
    酒である。
    それも、かなり強い度数の。
    そこまでして、私に隠れてでも飲みたいのか、と驚いた。
    そして、ある日、旦那が酒を万引きして、私は警、察に呼び出された。
    私は、
    そんな旦那のことが恥ずかしくて恥ずかしくて、顔から火が出そうだった。
    若い頃なら、理解できる。
    そうゆう間違いもある。
    でも、いいとししたおっさんが万引きである。
    初犯だったこともあり、勾留まではされずに、
    こらと怒られるレベルで、すぐに解放され、私と一緒に手を繋ぎながら帰宅した旦那は、
    「自分でも、まずいと思っている。
    おれ、へんだ。
    泥棒なんて恥ずかしいことだと思って生きてきたのに」
    と、号泣しながら私に抱きついてきた。
    酒を飲み過ぎると具合悪くなるのは、私も経験ずみだけど、飲まずにいるために七転八倒の苦しみを味わう羽目になるなんて、想像したこともなかった。
    もはや彼は、酒なしでは何も出来ない体になっていた。
    飲み過ぎて吐くのではなくて、飲まずにいるから吐くのだ。
    シラフのままでいると、手をふるようになった。
    震えるのではなく、赤ん坊がバイバイをするように、振るのである。
    字を書くなど、とんでもなかった。
    パソコンのキーに指が命中しないのである。
    コンタクトがいれられないので眼鏡になった。
    その頃には、仕事にも支障をきたすようになり、周囲の人々にも気付かれた。
    こうして旦那は、精、神病棟の門をくぐることになった。
    喫煙所のベンチで、夫の入浴が終わるのを待っていた私を見つけて、患者が声をかけてきた。
    彼は旦那と、ほぼ同時期に入院した元暴力○員で、半袖のTシャツから両腕に掘った刺青が覗いている。
    この種の病院に入るのは、もう五回目だと言う。
    そのうち二回は、か○せい剤中毒で事件を起こした後だったらしいと旦那が教えてくれた。
    幼○にイタズラをして、組からも破門されてしまったらしい。
    成れの果てだよ、と自嘲しているらしいけど、私と会話している彼は、あまりにも普通である。
    和彫りがなければ、学校の先生だと言われても信じてしまいそうである。
    けれど夜中に突然、発狂することも頻繁にあるらしい。
    アルコール依存症の人間って、本当にわからない。
    誰もが落ち着きを取り戻していて、いい人に見えるのだから。
    だけど皆、それぞれに酒に依存した背景があり、闇を抱えているのだろう。
    本来なら接触する機会もない、別々の人生を生きてきた者同士が、我に返るという共通の目的のために、同じ場所に集まっている。
    ホームレスだったおじいちゃんも、エリートサラリーマンも、大学教授も、自称新興宗教の教祖も、物書きも、酒屋の店主だっている。
    そして、当事者ではないといえ、私もここにいる。
    いるべきなのだ。
    だって私も旦那のアルコール依存症の一端となっていると、前髪ぱっつんの女性の、お医者さんに言われた。
    女性患者はいないけど、
    お医者さんは女性である。
    そりゃー、喫煙所もピンクになるわな。
    私は旦那のアルコール中毒を見てみぬふりを続けてきた。
    そして私は私で、せ、っくす依存症である。
    私の浮気も、旦那を病ませた原因のひとつであろう。
    入院当時の惨めな姿が嘘のように、旦那は陽気さを取り戻していた。
    最初の2日目の離脱症状の苦しさなど、もう忘れてしまったみたいに、皆と、はしゃいでいる。
    けれども、もう彼は、前とは同じには戻れない。
    「奈良漬けの胡瓜は、どんなことをしても、新鮮な緑の胡瓜には戻れないでしょう」
    と、お医者さんの、ありこ先生が言って、私たちも笑った。
    「だから、永遠の戦いですよ」
    ありこ先生は、そう締めくくった。
    だけど私と旦那は絶望して、二人きりになったとき、どちらからともなく抱き合って泣いた。
    この人は、保存食になってしまったんだ、と私は思った。
    私以外の誰にも歓迎されない保存食。
    永遠の戦い。
    そんな言葉を思い出しながら喫煙所でボーッとしながら、旦那の入浴が終わるのを待っている私の周りで、
    患者たちが、ものすごい会話を繰り広げている。
    「病院じゃなければ、ありこ先生、押し倒して、やっちゃうんだけどな」
    「ありこ先生は、いかれてるから、ま、んこの中に刃物とか仕込んでそうだよ。
    いれた瞬間に、ち、んぽ八つ裂きにされそう」
    「ありこ先生も、ゆがんでいるから入院した方がいいな」
    喫煙所には、ありこ先生の書籍、「ゆがむ おじかん です」が、たくさん置いてある。
    「あっ、いもちゃんの前で、こんな下品な話をしてごめんな」
    「あっ、わたし、そうゆうレベルの下ネタなら大丈夫ですよ」
    そのあと、おとなしそうな、おだやかそうなイケメンの患者に、「散歩に付き合ってもらえませんか」と言われた。
    旦那の風呂は長い。
    まだ出てきそうにないから、
    私はそのイケメンについていった。
    「こっちへ」
    連れていかれたの別棟の裏側である。
    「ここで一緒に雨宿りをしてほしい」
    と言うのだ。
    私が「うん」と頷くと、
    彼が「催涙雨だ」と呟いた。
    「さいるいう?」
    「七夕にふる雨を、そう呼ぶらしいです。
    色んな当て字があるみたいだけど、僕の好きなのは涙を催す意味の催涙。
    今日、元嫁の誕生日なんですよ。
    僕のDVで離婚したんですけどね。
    織姫と彦星みたいに年に一度どころか、もう二度と会えない。
    嫌われちゃったから」
    こんなに優しそうな男がDVをするのか。
    酒の力って怖いなあ。
    私が「寒い」とつぶやくと、
    「寒いなら、僕にすがりついてください」と彼は言う。
    私は、彼の体で暖を取った。
    彼も、また私にすがりつき、私たちは抱き合った。
    「いもさんは、旦那さんのことを嫌いにならないんですか」
    「ならないわ。
    私は、せ、っくす依存症なのよ。
    お互い様よ。
    お互い何かに依存している。
    それは私たちだけではない。
    人間みんな何かに依存しているわ。
    それがいきすぎたら、病名がつくだけでしょう?」
    「当たり前の楽しみを僕が、もつことは、もう二度と出来ない。
    彼女を作ったり、せ、っくすすることも」
    私は「出来るよ」と言いながら、彼の頬を両手で挟み、キスをした。
    そして、私たちは下半身だけを脱いで、せ、っくすをした。
    楽しみをもつことは出来るけど、
    私たちは、もう元通りの新鮮のキュウリには戻れないよ。
    私は旦那にもまだ教えていないし、
    誰にも教えていないけれど、
    H○Vの検査で陽性だった。
    もう二度と元通りには戻れない。
    道連れにするのは、この人で。
    もう元通りに戻らない人間を道連れにすることは、罪ではないし、罪の意識もない。
    私たちは、もう生きていたって、しょうがない。
    彼は私の中に出した後に、ゆっくりと、それを引き抜いた。
    私の太ももから、
    ツーッと伝う精、液が、濡れたコンクリートの壁に、ヤモリの形になって、ぴたりと張り付いた。
    の 今日の夢シリーズ

  • ゆがむ おじかん です
    ゆがむ おじかん です

    夕食の時に父が話していた、年老いたホームレスの光景が、ずっと頭から離れない。
    通勤ラッシュ時で混みあう駅に、その男は座り込んでいたらしい。
    そして大きな紙に赤のマジックで、何かを書き付けていたらしい。
    「それがね、覗きこんでみたら、微分積分の方程式だったんだよ。
    たぶん、あれはカレンダーの裏じゃないかな。
    そこに、一心不乱に書き続けているんだよ。
    驚いたよ、浮浪者があんな高等数字を書いているんだから。
    お父さんは、しげしげと見ちゃったよ。
    かなり高度なやつを解いているから、つい感心してさ」
    そう楽しそうに話す父は信託銀行に勤務している。
    そして、こう続けた。
    「なんか、可哀想だよな。
    どこで人生が狂ったかはわからないけど、可哀想だ。
    ああは、なりたくない」
    父の口から飛び出した「可哀想」という、その言葉は刃物のように陰険なものに感じた。
    それを聞いた母は「勉強しすぎたのかしら。よしおも、気を付けてね」と、僕に言ってきた。
    「なに言っているんだ、お母さんは。
    そうやって、よしおを甘やかすから二浪もするはめになったんだろう。
    いま勉強しすぎないで、いつするんだ。
    よしおは、やればできる子なんだから」
    夕食のテーブルでの夫婦の会話は、何から始まったとしても、いつも同じところに着地する。
    そこに着地するのを待ったあとに、
    僕は「ごちそうさま」と言って自分の部屋に戻る設定が、毎回、繰り返される。
    僕は勉強は出来ないけど、空気は読めるのだ。
    背後から母のありこの声が聞こえてくる。
    「よしお、お夜食たべる?」
    僕は、ありこの前で、くしゃみひとつ出来ない。
    そんなもんすれば、
    ありこは僕のことを何か重大な病気扱いをする。
    酔いしれて「まあ、大変」と、口元に手をあてながら涙ぐむ。
    そしてドラマの中の母のような姿を演じたがるからである。
    本心から僕のことを心配することはない。
    僕は机に向かう気などは、はなからなく、ベッドに横になった。
    目を閉じると、駅の隅に座るホームレスの姿が脳裏によぎる。
    父の話を聞いただけで、
    僕が見て来たわけでもないのに、
    その輪郭は鮮明である。
    足早に移動する人々の中、そこだけが、静寂を獲得している。
    雑踏の作る単色が支配する中、彼の書き付ける赤いものだけが増殖していく。
    方程式を解いているというよりは、
    黙々と写経をしているようである。
    彼は、どういう経過を辿って、そこに行き着いたのか。
    赤のマジックが紡ぎだすものは何を積み重ねて来た結果なのだろうか。
    僕は彼について想像することに取り付かれ始めている。
    ぼんやりと脳内で想像した彼の顔は、いつしか僕の顔に変わっている。
    僕は、どうして、こうも見知らぬ人間と一体化してしまうのだろうか。
    暇なのだろうか。
    暇じゃない、毎日、息苦しい。
    だから考えてしまう、その哀れなホームレスの姿を、何度も。
    僕の兄は小さな頃から、ずば抜けて勉強が出来たから、かえって僕は比較されずにすんだ。
    お話にならないというわけである。
    人が困難だと考えるものを何の苦もなく、やりこなす人間が皆そうであるように、兄も屈託をもたない、誰からも好かれる人間である。
    他人を故意にばかにすることなど、兄は一度もなかった。
    何しろ劣等感の欠片もないのだから、いじけかたも、わからないだろう。
    比べたくなるような同レベルの者が側にいないので、蔑みという感情をもつ機会もないのだった。
    「マサオがいれば、安心ね」
    と、親族は兄をほめる。
    それを聞いて、兄は、こう言う。
    「あー、むりむり、おれ成績良いだけの、へたれだもん」
    「なによ、へたれって」
    「いざとなったら、よしおのほうが役にたつって」
    僕は、毎度繰り返される、そんな会話を聞きながら、
    イヤミではないイヤミが世の中には存在すると知った。
    悪意のない攻撃が世の中にはあるのだ。
    兄は母のことを「おかん」と呼ぶ。
    何がおかんだ、と僕は思う。
    いかにも気安い母子の仲を演出して媚を売る。
    媚びていない媚びというのも世の中には存在するのだ。
    関西人でもないくせに、母親をおかんと呼ぶ奴が僕は大嫌いだ。
    案外、訳に立ったりすりるだと?
    兄のような人間は、言葉の端々に、微妙な選民意識を醸し出す。
    意識せずにそうしているなら鈍感だし、
    意識しているなら巧妙である。
    そういや、
    僕たちが小学生のとき兄と父がこんな会話をしていた。
    「父さん、夕陽と朝陽って、ものすごく似ている瞬間があるね」
    「そうだな。
    おまえも、そうゆうことに気がつき始めたか。
    これからは、その同じように目にうつる瞬間が、どんなに違っているかを学んでいかなきゃいけない」
    「それが人生ってことなんだね?」
    「そう。それを続けていくことがね」
    西日に照らされる父と兄の横顔を、母は、うっとりと眺めながら涙ぐんでいた。
    僕にとって、兄の呼び掛ける「父さん」は、「ダディ」やら「ダッド」と同類に聞こえてくる。
    なんて気恥ずかしいんだ。
    やめてくれよ。
    僕は西日に照らされながら、「父さん」と話しかける男が嫌いだし、西日に照らされながら「なんだい、息子」みたいに答える男は嫌いだと、あのとき決めた。
    僕に、そうゆうくだらない奴らを殺、す権利がないことが悔しい。
    高校時代の教師が命の尊さについて熱く語っていたことがあった。
    人の命は地球より重たいだの、どうのこうのを。
    ばかじゃないのか、と思った。
    地球のほうが重たいに決まっているじゃないか。
    そんなの、あとが面倒くさいから、人を殺、さないだけだろう。
    そう推測がつくから、僕は、自分より弱い人間を見つけても、殺、したりなんかしないのだ。
    父の見かけたホームレスが、今、弱い立場にいるのは間違いがない。
    けれども彼の書き付ける高度な方程式に、強者の過去のプライドが見える。
    ざまあみろと僕は、せせら笑う。
    おまえは、いったい、どれだけのものを失ってきたんだ。
    仕事か。家族か。財産か。
    強者の過去は、おまえを駅の雑踏に座り込ませるための布石でしかなかったんだ。
    赤い文字で写経しながら守り続けるのは、とうに使い道のなくなったプライドだろう。
    みじめだ。
    だから、かわりに、ないてあげる。
    ないて、幸福に浸りきってやる。
    僕はベッドからおり、壁際に立った。
    そして、そこに掛かっている大判のグラビアアイドルのカレンダーを一枚引きちぎった。
    たちまち、ぼくの今月と来月が消え失せる。
    僕の未来が消え失せる。
    僕は、それをもって兄の部屋のドアを叩くと、どうぞという兄の声が聞こえる。
    「兄ちゃん、微分とか積分とか得意?」
     
    「当たり前だろ。誰にもの言ってんの?」
    「じゃ教えてよ。うんと長い方程式、書いてみて、これで」
    兄は床に座り込み、カレンダーの裏側に、どんどん方程式を書き進めていった。
    それは僕の頭の中のどこを捜しても欠片もない、数字と記号の群れだ。
    それらの赤が白紙を侵略していく様を、僕は凝視していた。
    胸の動機が急激に速くなる。
    「これ、おまえには、わかんないと思うけど」
    と兄が笑う。
    僕の鼓動に、今、加速度がついた。
    兄の姿とホームレスの姿を一致させて、僕はポケットからナイフを取り出して、下を向いている兄のことを刺した。
    カレンダーの裏も、兄も、赤く染まった。
    おまえの、かわりに、ないてやる。
    そして、もう苦しむことのないように、終わらせてあげる。
    の 今日の夢シリーズ

  • 会ったこともないのに???
    会ったこともないのに???

    以前、
    かわいい坊やを接客していると、
    隣から、アーイヤーッと大きな喘ぎ声が聞こえてきました
    坊やは、しばらく、ぼーっとしたあとに、みるみるうちに表情が濁り、歪んだ表情で、
    「こんな声聞かされたら嫉妬しちゃう」
    と言いながらイライラした表情をしました。
    私は、てっきり、ついたことある女の子なのかなと思って、「あ、ついたことある女の子なの?」と聞いたら「ない」と(笑)
    えっ、じゃあ何に嫉妬したんだろう?!
    私が嫌だってこと?www
    と思ったら、
    そうゆうわけではなくて、
    アンケートにも「ありなさんと、もっとイチャイチャしたかった」とか「ありなさんとAFしたかった」とか書いてあったので、
    私の容姿とかに不満があったわけではないらしく、ほっとしましたw
    会ったこともない、どんな顔かもわからない女の子の喘ぎ声に、嫉妬する坊やが不思議でした
    AVでも嫉妬するのかしら。
    つまり私にも、隣の女の子ぐらい興奮してほしくて、嫉妬したってことでしょうか。
    それとも隣の女の子に嫉妬したのでしょうか(笑)
    いまだに謎!!
    あの、みるみるうちに、ゆがんでいく表情は、男特有の表情ですね。
    女も嫉妬はするけど、
    あんなに怖い顔は、しないもんね
    私も、人並みには嫉妬しますけど、
    会ったこともない、会ったとしても、喋ったこともない人には、さすがに嫉妬しないよ~。
    だって関係ないじゃん
    たとえ隣から、お殿様の喘ぎ声聞こえてきても、嫉妬しないよwwwww
    笑うかも( ´∀`)

  • こりゃ、うまい
    こりゃ、うまい

    クレープ屋さん、チョッパーさんに自転車でピューッと行って来ました
    500円ラーメン「さくらい」の、横というか裏にあります。(たぶん、すぐ、わかる)
    さくらいさん、潰れたのかな?!
    ずっとシャッターしまっている
    だから、チョッパー行ってみた
    生地がパリパリで、よきよき
    贅沢しちゃった♪
    ダイエット中なのに、
    また、おいしいお店見つけちゃったな
    チョッパーは、店内で飲食は出来ません。
    テイクアウト専門ですね。
    数人並んでいて、「おっ、人気なお店なんだなー」と思いながら、
    女子力のない私は、スウェット姿で(笑)並びました
    「このままのお渡しでいいですか」
    って聞かれて
    「はい」
    って答えたあとに、
    自転車だったことを思い出し、
    まあ、いいかと思いながら、自転車を押しながら、クレープを食べ歩きしながら、のそりのそりと、今、帰宅しました
    なんだか青春みたいだわ
    ひとりだけどwww
    かわいいカップルが並んでいました。
    赤い髪の女の子とシルバーの髪の男の子
    そのロックなカップルは、
    二人で仲良く、クレープと共に、ラブラブな写真を撮っていました
    ふん、どうせ、すぐ別れるよ
    でも、二人とも、あどけない顔した美人とイケメンで、ほっこりしました
    絵になる♪

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