あ~イク恋愛生欲情の扉
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宝乃ありな の写メ日記PHOTO DIARY 宝乃ありなのプライベートを覗き見! 随時更新中!
2022年 2月 の写メ日記一覧
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なんだかなー彼氏が恥ずかしいだの、彼女が恥ずかしいだの、友達が恥ずかしいだの、親が恥ずかしいだの、そういった話を見かけますけど、きゃっ!はずかしい!他人のふりしよう!みたいな気持ちになることは、生きている時に、確かに経験するかもしれません(笑)でも、そこで、きゃっ!はずかしい!って顔にだして、嫌悪して、距離をおくなんて、本当に相手のことを大切には思っていないと思います。そこでポーカーフェイスで、ひょいっと手を伸ばしたり、相手が恥ずかしい思いをしないように、フォローの言葉をかけたり、もしくは一緒になって、恥ずかしいことをしてあげるくらいの優しさが大切だと思いますそんなことも知らないのー!?って思ったとしても、誰だって、最初は何も知らないんですから、たとえば私は、ドリンクバーを理解していないおっちゃんと食事に行ったことがありますけど(笑)普通に店員さんに「コーヒー!」とか言い出して(笑)そんなことも知らないのー!?って、どやるのも違う気がするし、そういうときに、ポーカーフェイスが出来ない人間のことのほうが、私は、よっぽど恥ずかしいし、よっぽど嫌いです。そういや、ネットで、「試食と間違えて商品を食べた彼氏」の話を読んだときは、読んでいる私まで恥ずかしい気持ちになりましたがwwwwwそれはたしかに恥ずかしい!wでも考え方によっては、いちばん恥ずかしい気持ちになっているのは、その彼氏なんですから、追い討ちをかけるように、「ばかじゃないの!」と叱りつける必要はなく、そんな恥ずかしい彼氏を好きになったんだから、一緒に店員さんに謝れば、「気を付けてください(笑)」で終了する話だよ誰かがkyな発言をして、場の空気が変になったとしたら、同じく自分もkyな発言をして、場を和ます心優しい人を見たことがあります。こら!と叱るだけが、愛ではないと思います。繰り返すなら、腹をたてるのも、理解できますけどね。結論【だれも、さいしょは、なにもしらないんだから、ポーカーフェイスを装って、おしえてあげて】
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いい曲♪うただひかるのレターズって曲をリピートして聴いているんですけど、てっきり男女の歌かと思いきや、どうやら、母親にあてている歌詞みたいです。そう考えて聴くと、せつないですね~。「言葉交わすのが苦手な君はいつも置き手紙」という、せつない歌詞なのですが、共感しようと思って聴いてみても、言葉交わすのが苦手なのは、どちらかというと私の方だからなwww共感できないけど、いい曲言葉交わしたくても、交わすのが難しい不器用な人間も、コミュニケーション苦手な人間も存在するんですようただひかるの母親は藤圭子美人親子~♪しかも、ふたりとも、才能ありますからね。遺伝ですね。今は、もう亡き母のことが、本当に大好きだったのが伝わる曲ですね。自分が何かを間違えて親になったら、我が子に、こんな思いさせてしまうのかな~とか考えてしまった曲です
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あまのじゃくB型「つぎ会うときは、化粧薄いのがいい」と言われて、あえて、どぎつい化粧した、ありな姫だよ、こんばんは👸なんで、反対のことしちゃうんだろうね!なんか、む、かついちゃうの!(笑)言い方もあるよね。「濃いのも可愛いけど、薄いのも見てみたいな~」とかさ。「してきてね!」みたいなの、む、かつく。俺は薄いの好き!って知らんがな👸おまえのために、化粧しとるわけやないっちゅーねん。会う約束している人に、「早起きして」と言われたときも、わざと、遅く起きた!wあと、誘導しようとする言い方する人も苦手だな~。「したくならないの?」みたいなさ。お前が、したいんだろーが(笑)(笑)(笑)あまのじゃくって、病気なのかな?👸若い頃は、もうすこし、素直だったんだけど、なんだか、相手が望むことを、してあげたり、言いたくないときがある。みんなも、あるよね?そういうの。
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明日は通し??あいしあいましょう
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めった刺し妄想?w昨日ね、とある男性と、イライラしたときの解消法について、お互いに話していたんですけど、私の場合は、む、かつく奴、めった刺し妄想しますよ🦂w◯ね!◯ね!◯ね!って連呼しながら、顔とか首とか、めった刺ししている妄想してみればいいんですよ。いや、これは、冗談ではなくて、そういう醜い自分のことを許してあげることで、人の悪いところにたいしても寛大になれるかもよ🦂なんか、いいこと言った?だから、人に腹立つたびに、ぐるぐるまきにして、動けない状態で、めった刺し妄想はオススメです✌️(笑)「いいんだよ、どんな自分でも」って思えたときに、じゃあ相手も、どんな人間でもいいんだよな~って思えたりします。こないだも、爺さんに腹がたって仕方なかったけど、まあ、どうせ長生きしないしょ!爺さんだし!wさてさて、19時から、お願いします♪
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んも~雪は、いらないね!メガネもなくして最悪だけど、もうすぐ春👸早く、チャリ乗りたいなー
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今日は、レイ、プごっこ???なんか、どんなにノーマルそうに見える男性にも、「早く、あなたにレイ、プされたいな」って言ってみたら、ちょっと、嬉しそうな反応するから、たとえ、レイ、プ願望ない男性でも、求められていることが嬉しいのかな?と推理してみました。どんなに、そんな趣味とか願望はなさそうな男性に言ってみても、わりと嬉しそうな反応をします。たぶん、「あなたに」って言葉を付け足したら、なおgoodなんでしょうね(笑)たとえ、そこに金銭が発生していても、私は本気で楽しむ淫乱おばばですではでは、今日は、おとうさんみたいな男性と、レイ、プごっこしてきます~✌️w出勤は、明日からです。(レイ、プごっこの話は、プライベートの話なので、ほんきょうしないでね笑でも手首縛られるくらいなら、好きかも)
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ゆがむ おじかん ですお葬式というのは、どうして夏ばかりなんだろう。叔父も祖母も、夏に死んだ。近所でお葬式があるのもきまって夏だったような気がする。そして今日は、やっぱり夏だった。暑い一日だった。僕は畳に横になる。あけ放たれた障子から庭が見える。たっぷりと垂れる緑、父の自慢の苔生した石。妹は、ずいぶんと白い綺麗な煙になって、晴れた空にのぼっていった。高い煙突からほっそりと女性的なしぐさで、たなびきながら、妹はいかにも気持ち良さそうに、愉快げに笑っていた。襖の向こうで、親戚がみんなお茶を飲んでいる。ときどき太い咳払いや女の人の涙声が聞こえる。遠慮しいしい歩く人の足音や、これみよがしに、どしんどしん歩く人の足音。そのたびに畳がきしむ。もしもいま、襖があいて、僕がここでこんな風に、こんな格好でだらしなく横になっているのが見つかったら、きっと父は顔を上気させ、すじを立てて怒るだろう。そんなことを考えながら、僕は、しずかな部屋に仰向けになり、自分の体をもてあます。お葬式から帰ると、母は、父と僕に塩をまいた。母のその、さばさばした小気味のいい手つきが、僕は、すきだ。娘を失って憔悴しているのが目に見えてわかるけど、仕草は、てきぱき、さばさばとしている。母が喪服を脱いだ。しゅるりと帯をとく音とか、襦袢のたてる涼し気な音が、僕の胸を締め付けた。そのとき、やっと僕は、妹が死んだことを、こころから実感して、どっと悲しみが襲ってきた。初めてのお葬式は、祖母のそれだった。妹が小学校に入学したばかりの夏だったので、もう、十年前くらい、かなり昔のことだ。もともと小柄だった祖母は棺の中で、ますます小さく縮こまり、少しマヌケな、穏やかな顔で花に埋もれていた。口元がいつもと違うと思った。死んだから違うのだろうと思った。僕も妹も、そのとき、死んだ人を見るのは初めてだったけど、ちっとも怖くなかった。なにもかも、とても自然だった。人が死ぬということが、どういうことなのか、誰から教えられるわけでもなく、自然と僕たちは知っていた。「暑いねえ」幼い僕たちは何度もそう言って、ジュースをのんだ。お葬式ごっこを思い付いたのも、そういう暑い日だった。僕と妹は、あの頃、お葬式ごっこに夢中になった。シンプルな遊びで、まず片方が畳に仰向けになる。もう一方は最初、遺族役なので、安手のテレビドラマによくあるように、寝ている者のからだに、とりすがって揺さぶる。いやあ、死なないでっ。死なないでえ。現実で、死体にむかって、そんな台詞を言う人間は、たぶん存在しないし、存在したとしたら、わざとらしくて、うっとうしいのだけど、なんだか自然と、そんなシーンを、僕たちは無我夢中で演じた。不思議なもので、こうされると寝ている方はなんだか後ろ髪をひかれる思いがする。口のあたりをむずむずと歪めたくなるけど、じっと我慢しなければいけない。そして、ここからが、いよいよクライマックスだ。押し入れから掛け布団を一枚出してきて、それを広げて両手でもつと、寝ている者の足元に立ち、先程の遺族役は火葬場の「焼き係役」に変更されて、そのあと、火の役を演じることになる。「では」神妙な声で低くつぶやき、「ゴオーッ」という大声とともに、死人の上に布団ごと被さるように落ちるのだ。火を演じた時の、狂気的な妹のその声も、狂気的な僕のその声も、僕は鮮明に思い出せる。その姿は、きっと、き、ちがい、そのものだっただろう。その声が大切で、死人はいくら覚悟していても、その怪獣の吠え声の如き、大声にギョッとなり、にわかに断末魔の気持ちが味わえる。もちろん、死体役は、燃やされているあいだに、断末魔の声を出さなければいけない。続いて布団もろとも相手が落ちてくるのだが、布団が日差しを遮るので、目を瞑っていても闇が落ちてくる。まるで自分がどこかへ転落していくようだった。ばさり、と、風が一瞬、前髪をもちあげる。火役は死人が潰れないように注意して四つん這いになるのだけど、それでも布団が被さる瞬間は、体重がかなりまともに寝ている者にかかる。その衝撃が、死に、とてもふさわしかった。この遊びをするときは、もちろん両親が見ていない時である。僕たちは夢中になって、代わりばんこに畳に横になり、何度でも死んだ。そそくさと役がらを交代するあいだ、二人とも常に無言で、できるだけ厳粛な雰囲気を出そうとした。妹は、知的しょうがいをもっているので、軽い興奮状態から、病的な興奮状態になって、火の役を止めれなくなったり、断末魔の叫び声を止めれなくなったりする。いったん笑うと止まらなくなるのは、健常者の僕でも同じだけど、妹のそれは、僕のことを、イライラさせた。僕の興奮が冷めても、妹は叫び続けることがあった。「もう、お葬式ごっこは、おわりだよ。そろそろ、ママとかパパが帰ってくる」そう言っても興奮が止まらない妹にたいして、僕は、何を思ったのか、妹の下半身を脱がせた。いじめたい衝動にかられた。「ゴオーッ」それでも興奮状態の妹は、狂気的に叫び続ける。僕は妹の足を開かせたり、触ったりした。「うるさいよ、うるさい。黙らないと痛いことするぞ」それでも黙らない妹のことを、僕は誕生日に親から買ってもらったポラロイドカメラで、撮影した。妹のことを撮影しているとき、僕は、母と父に殺、される妄想をしていた。母と父に、僕が殺、されて、ゴオーッという音と共に、燃やされて、僕は形をなくして、煙になり、何もなくなることを想像したら、僕は恐怖を感じる反面、不思議な興奮状態になった。その遊びは、妹と僕だけの秘密である。あの遊びがどこで終わったのか、どちらからともなく終わったのか、今となっては思い出せない。
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とける おじかん です私は40歳になっている。スタバにいる。女子高生が、きゃっきゃと笑っている声を聞きながら、ま、んこいかくさそうって悪口を言われている気分になり、ふてくされながらドーナツをかじった。わたしの横に座っている、男子高生ふたりが、「なんで学祭で、おにぎりだしたらダメなんだよー」という会話を延々としていて、おにぎりでいいっと口を挟みたい衝動にかられながら、ポーカーフェイスを装う。「これ、なんだろ~?これ、なんて読むんだろ~?」とか会話しているカップルを見ていると、それはねーと、どや顔で、横から口をだしたい、いらぬ世話を焼きたい、首をつっこみたい、だけど、ま、んこ腐っているババアと悪口を言われたら怖い。歳をとるって、こういうことだろうか。孤独になり、どや顔したくなり、見栄を張りたくなり、些細な扱いで、被害妄想をしやすくなり、ひねくれ、ま、んこは腐る。そういや、突然、まるで友達のように、話しかけてくる見知らぬ老人も、こんな心理なのだろうか。うちの旦那も、そうである。私はまだ理性があるけど、旦那は、誰でも彼でも、話しかけたがる。娘と私が会話をしていると、にょきっと割り込んできて、どや顔で口を挟んでくる。しまいには生理の話まで、どや顔で口を挟んできたから、「ちょっと、やめて!ガールズトーク中よ!」と思春期の娘は嫌がる。おまけに、「おまえ、けつでかくなったな」とセクハラ発言をして、嫌われている。はっはっはっと、でかい声で笑う、その姿は、やっぱり、オッサンとオバサンである。年寄りは、声量がでかくなるのも、特徴である。いったい何が、私と旦那を、オッサンとオバタンにしてしまったのだろうか。旦那の場合は、ひとりで喋って、ひとりで満足しているから、こっちの反応を気にしていない気がするけど、私は、相手が私の話が耳に入っていないと、とても腹を立てる。とても腹をたて、被害妄想をして、娘のことさえも、敵視する。ある日、番組で、ひも男の特集みたいなものがやっていて、それにたいして、私は腹をたてた。年寄りは、ニュースはもちろんだけど、たとえドラマとか映画にさえも、「なんだ、こいつ!」と本気で腹をたてるのだ。トイレから出てきた娘にたいして、「いくらねー顔がよくて優しくたって、稼がない男はダメだからねっ。だめっ!絶対だめっ!そんな男連れてきても、門前払いだよっ!」と叱りつけると、「なに、いきなり」と娘が苦笑している。「そんな男は、塩まいて、追い出してやるっ」なんと旦那まで、番組を見て、本気で怒り狂っている。いつか娘を他の男にとられることを恐れている。何が彼を、おっさんにして、何が彼を、怒らせたのか。それは年齢と、そして、父性である。何が私を、ババアにして、何が私を、怒らせたのか。それは年齢と、そして、母性である。
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ゆがんで とける おじかん です私は35歳になっている。たぶん二回りくらい上の童顔の旦那がいる。旅行に行き、飛行機の中で、旦那の肩にもたれかかっていると、旦那が、とんがりコーンの箱をあけた。「いもりん、たべる?」「たべさせて」「いもりん、赤ちゃんだー」「赤ちゃんじゃないー」「赤ちゃんだー」「私の手が汚れたら嫌だから」「どんな理由だよ」旦那は、イケメンのような仕草で、ヒョイッと、とんがりコーンを、私の口の中に放り込んだ。「モット、チョウダイ」「いもりん、ファービーだー」ファービー(喋るコウモリみたいな人形)の真似して、とんがりコーンを、「モグモグモグ、モット、チョウダイ」と言いながら食べる。結局、旦那の大好物の、とんがりコーンの、ほとんどは、私の胃袋の中に消えていった。いったい、どんな流れかは忘れたけど、ふいにスチュワーデスさんが紙ナプキンを配りだした。私は、旦那の紙ナプキンを手に取り、「いもりんが、ひろげてあげるのだー」とか言っている。広げながら、念入りに紙ナプキンをチェックしている。うん。アドレスも電話番号も書かれていない。真っ白だ。【三分後にトイレで待ってるワ】とかも書かれていない。もしかしたら、スチュワーデスが、私の旦那を誘惑したらドウシヨウとか被害妄想してしまったのだ。心配しなくても真っ白だ。心配しなくても、どこの女も、私のハゲた口臭い男なんて、いらないと思うし、この先、紙ナプキンに真っ赤なキスマークがついているとか、そんなことは、宝くじぐらいの確率かなと思っているけど、それじゃあまるで、私が旦那のことを見下しているみたいだし、私が選んだ男なんだから、ハプニングのひとつくらいあるかもしれないという期待は、どんどんと不安へと変化して、私は旦那のことを疑い、時には憎みながら、ポーカーフェイスを装う毎日を送っている。女房やくほど亭主もてずという言葉があるけど、本当に、やくほどもてないだろうなと理解しているのに、私は妄想が止まらなくなった。人は誰かを愛すると、平凡がいいとか言いながら、心のどこかでハプニングを、欲しがるのだ。そうに違いないと思っているしそうじゃなければいいとも思うしそうじゃなければいいと思っているのにそうに違いないと思っているしそうじゃなければいいと思っていてそうに違いないと思っていてそれなのにそうじゃなければいいとも思っていてそうじゃなければいいと思っている自分をそうに違いないと思っていて、それで、と、モヤモヤとしながら、錯乱している私に、旦那が、「いもりん、どうしたの、怖い顔して」と話しかけてくる。「ぼく、トイレしてくる」と、ぬいぐるみのような見た目の旦那は、やっぱり、ぬいぐるみのような動きでトイレに向かった。時計をチラリと見る。遅くない?もう三分も、たったよ?四分が経過した。旦那が戻ってきた。「◯んこ?」って聞いたら「しっこ」と言うのだ。おかしい、絶対におかしい、そんなわけない。◯んこなら、こんなに早くないし、しっこなら、こんなに遅くない。ズボン下げる2秒、しょんべんだす5秒、男は、ふかないから、ちんちんふる2秒、ズボンあげる2秒、戻ってくる10秒。ゆっくり見積もっても、四分って何?はあ?おまえ何してきたわけ?スチュワーデスと、トイレで待ち合わせして、キスしたの?テマンとかしたの?ぬいぐるみみたいな顔しやがって、調子のんなよ。いつか爺さんになって介護が必要になったら、いじめこ◯してやる。私はポーカーフェイスを装いながら、旦那のことを憎み、見つめると、「どうして、そんなに怖い顔しているの」と言われた。「してないよ」「してるよ、こわいかお」「ねえダディ」「なあに」「わたしたち夫婦だから、隠し事は、やめようね」「隠し事してない」「ほんとうに?」そんな会話をしながら、空港に到着した。何気なく、旦那と私がベンチに座っていると、浮浪者のような男が視界に入ってきた。その男が突然、「おいおまえ、いま俺のこと気持ち悪いって言っただろう」とインネンをつけながら、絡んでくる妄想をしてみた。今にも殴りかかってきそうな勢いである。ビビりな私と、ビビりな旦那は、「言ってません……」と言いながら、うつむくだろう。「誰が、ワキガだよ、このやろう。ん?こら」とか言いながら、私たちのことを威嚇してくる。オドオドビクビクしながら、「言ってないです、すみません」と、うつむきながら言ったあとで、すみませんと言ってしまったら、まるでワキガだということは認めているような口振りだ!!と思って、後悔する。「じゃあ、なんでクスクス笑っていたんだ」そう言いながら、なぜか私にばかり絡んでくる。旦那が「行こっか?」と言いながら、私の手を繋いで、立ち上がった。私は、うん、と頷き、旦那と、その場を去ろうとすると、突然、その男が私のことを引っ張り、ポケットからナイフを取り出し、そのナイフを私に突きつけて、空港はパニックになり、そして、というところまで妄想したところで、旦那が私の顔の前で、てのひらを、ひらひらと振った。「いもりん、いま違う世界に行っていたでしょう」そっと浮浪者のことを見てみると、浮浪者は絡んでくる気配もなけりゃ、ポケットからナイフを取り出してくることもない。浮浪者と決めつけるのも、よくない。もしかしたら金持ちかもしれない。そういう浮浪者みたいなファッションが好きなのかもしれない。真相は本人にしかわからない。なぜ、あなたは浮浪者みたいな見た目なのですかと聞くことなんて、一生できない。そんなことを考えていると、私は、なんだか浮浪者に片想いをしているみたいな気持ちになって、頬を赤らめた。見た目だけで人を判断しちゃいけない、と思った瞬間だった。気持ち悪い人が必ず気持ち悪いことをしてくるわけではないし、気持ち悪くない人が気持ち悪いことをしてくるかもしれないし、気持ち悪い人が気持ち悪いことをしてくるのではなくて気持ち悪くないと見せかけた気持ち悪い人が気持ち悪いことをしてくるのかもしれないし気持ち悪くないと見せかけた気持ち悪い人は気持ち悪い人なのかもしれないし気持ち悪くないと見せかけた気持ち悪い人は気持ち悪いかもしれないと自覚して気持ち悪くないと見せかけているわけではなくて気持ち悪いと自覚していないのかもしれないし、答えはひとつじゃないんだから、容姿で人のこと判断しちゃいけないっ。私は、そういう人間、嫌いだよっ。と自分で自分を叱りつけた。「ダディ、人を疑ったらいけないけど、安心しすぎるのもよくないと思うよ」「そうだね。いもりんは、いいこと言うね」「私が安全な人間とか思わない方がいいっ」「思ってない」「思ってないのに、私と結婚したの?」「そうだよ」「そうかあ」この男が好きで好きでたまらないと思う。あまりにも、いとおしすぎて、いつか、どんなことをしてしまうのか、わからない。自分でも、自分のことなんて、わからないのだ。他人のことなんて、もっと、わからない。安心安全なんて求めていないのだ。ただ、世界に、あなたとわたしだけが、いればいい。