あ~イク恋愛生欲情の扉

あ~イク恋愛生欲情の扉

札幌市中央区南5条西5丁目 第2東亜すすきのビル8F | 営業時間:8:30〜23:59

お電話で「スポット見た!」とお伝えください!!

011-563-6919

宝乃ありな の写メ日記PHOTO DIARY 宝乃ありなのプライベートを覗き見! 随時更新中!

2020年 6月 の写メ日記一覧
宝乃ありな

宝乃ありな(26歳)

T160.B90(G).W58.H87

  • せつなく ゆがむ おじかん です
    せつなく ゆがむ おじかん です

    私は40歳になっている。
    60歳の蠍座の旦那がいる。
    旦那は、ある日から私にたいして、ゼロの攻撃をしてくるようになった。
    説明しよう。
    ゼロの攻撃というのは、
    まるで私の存在がないかのように、私が透明人間かのように、まったく無反応ってことである。
    モラハラとも違う。
    モラハラの人は、構ってほしい、言うこと聞かせたい、コントロールしたい、すがりついてきてほしい気持ちがあるはずだから、
    わざわざ目に見えてわかるほど不機嫌になったりするはずである。
    ゼロの攻撃は不機嫌にすら、ならない。
    私の悪口すら言わない。
    私に嫌悪感すら見せない。
    何も見せないのである。
    究極のポーカーフェイスである。
    悪口を言っている間は、少なからず相手に執着しているだろう。
    ゼロの攻撃をしてくるようになった旦那のことを憎むようになった私は、
    ヒャクの攻撃で返した。
    ゼロの攻撃は「無反応」。
    ヒャクの攻撃は「殺、人」である。
    こんなに好きなのに。
    どうしよう、旦那のことが憎い。
    場面は切り替わり、
    旦那を殺、して逮捕され、出所した私は、婆ちゃんになっている。
    旦那のお墓参りに行った。
    この男は私が征服した。
    私のこと、ばかにするからだ。
    なめたまねしやがって。
    ざまーみろ。
    いつから私は、こんなに醜い思考になってしまったのか。
    私はお墓に座りながらタピオカを飲んだ。
    ふいに旦那の匂いがした。
    出会った頃みたいに、優しい香り。
    もう一度だけ、優しかった旦那の姿を見てみたかった。
    もう一度だけ、私のことを溺愛していた頃の姿を、見てみたかった。
    今も見てみたい。
    永遠に叶わないようにしたのは、自分なのに。
    叶わないから、憎むしかなかった。
    の 今日の夢シリーズ

  • なつかしの、うおトーク
    なつかしの、うおトーク

    もうやめたスタッフのS坊は、ふわふわしながら、よく愛について語るスタッフでした
    唯一、私の、ゆがみワールドを理解してくれるのは、
    S坊と、
    そして、さそとうさん(さそとうさんは、まだいるけど、S坊は、どこかに、ふわふわと消えたw)だけですねw
    S坊が、
    「ありなさんは、狂おしい愛を求めている気がする」
    と言ったことがあって、面白かったんです(笑)
    狂おしい愛ほしいですねー
    でも、それも、なんてゆーか、俺俺まんは嫌いですね。
    こう、なんてゆーか、狂おしい愛にも種類がありまして、
    私のことをコントロールしようとしたり、上から目線な狂おしい愛は嫌だっ
    それって、私にたいする愛ではなくて、ナルシストな愛だと思うの
    自己愛って奴ですね
    私のために死んでくれるような狂おしい愛なら大歓迎ですけど、
    私のことを痛め付けるような狂おしい愛は嫌だ(笑)
    だけど、
    ふわっと香る狂気は好きだなー
    人間って、そうゆうものだから。
    愛というのは、ドロドロして、なんぼ
    だけど最終的には、相手のことを思いやれる、相手のことを守る。
    相手に、心臓を渡す。
    それが愛だと思います。
    正解でしょ
    わたしには、むりですけどね
    ほしいけど、あげない
    ぜんぶ、くれないと、ひとつもあげない。
    わたしにたいして、ひとつでもケチる男には、
    わたしも、ひとつもあげない。
    0か100
    30しかくれないなら、ひとつも、いらないのだよ
    さそりざ

  • せつなく ゆがむ おじかん です
    せつなく ゆがむ おじかん です

    ノリコとマサオは同棲をして5年が経とうとしている。
    「ねぇマサオ、わたし、もうすぐ32歳なんだけど。
    そろそろ結婚してよ」
    「もうちょっと待ってよ、ノリコと結婚するつもりだよ」
    「当たり前じゃん、ここまで引っ張っておいて、やっぱりやめようなんて言われたら、わたし、あんたのこと刺し殺、すかも」
    マサオは、ぶるっと震えた。
    決してマサオは、ノリコのことを都合よく家政婦のように使おうと思っているわけではない。
    だけど、やっぱり、そこは男。
    腰が重たいから、同棲という選択を選んだのである。
    それに、もう、このままでもいいんじゃないか。
    結婚しなくてもいいんじゃないか、という、ずるい気持ちになってきた。
    それにノリコ、だらしないし。
    同棲したせいで、あらが見えてきた。
    それがマサオの腰の重たさを加速させた。
    同棲なんてせずに、結婚して一緒に暮らせばよかったのかもしれない。
    でも、そこまでの気持ちと覚悟がマサオにはなかった。
    マサオはマサオなり本気で考えているつもりだけど、
    やっぱり本気度合いが足りないのである。
    それから半年後。
    ノリコは再び結婚の話をしてきた。
    その話は三ヶ月に一回、しまいには、一日に一回と、だんだん間隔が短くなってきた。
    マサオはプレッシャーになり、逃げ出したい気持ちになった。
    「わたし、もう仕事やめて、家庭に入りたい。
    こどもうみたい」
    「まってくれよ、俺の気持ちも考えてくれよ」
    「なに言ってんの?
    まったく行動にうつさないあんたの気持ちを、どうして考えなくちゃいけないの?
    あんたが過ごす五年間と、女が過ごす五年間は、ぜんぜん違うんだけど。
    あんたは余裕でも、私にとっては深刻な問題なんだけど!!
    私の時間返して!」
    発狂するノリコにマサオの気持ちはどんどん冷めていった。
    場面は切り替わり、
    マサオが浮気をした。
    そしてノリコに別れを切り出す。
    「やっぱり俺たち合わないと思う、
    ノリコと結婚は出来ない」。
    その日の夜、ノリコは、マサオが寝ているときに、マサオのことを刺し殺、した。
    口から血をはきながら寝返りをうったマサオは「きゅうきゅうしゃ呼んで」と懇願したけど、
    どうせ、もう助からないだろうし、
    私と別れたあとにマサオだけが幸せになるのは許せない。
    そう思ったノリコは、マサオの懇願を無視して、めった刺しにした。
    そして、マサオが完全に動かなくなるまで、マサオのことを見つめた。
    完全に死んだことを確認してから、ようやく警、察に電話をした。
    場面は切り替わり、
    留○場に入ったノリコに国選弁○士がついた。
    加害者にも言い分はあるし、冤罪の可能性もあるので、加害者にも国から弁○士が用意されるシステムだある。
    国から用意されるから、お金がない人でも、つけてもらえる。
    前髪ぱっつんの女性弁○士が、
    ピンク色のキノコの絵が書いてある名刺を出してきて、ふざけているのかと思った。
    だけど真面目な顔で、
    「よろしくお願いします、タカラノアリコです」
    と言ってくる。
    「はい、くだらないことで発狂して、殺、して、私って、ばかみたいですよね。
    私ってメンヘラですよね」
    「私は、くだらないとか、そんなことくらいでとは思いませんよ。
    殺、す以外にもっと違う方法があったとは思うけど、
    そうなるくらい追い詰められていたんでしょう。
    さすがに無罪を主張するのはむりですけど、情状酌量で軽くできるかも!
    ひとつも嘘をつかないで、あったことを、ぜんぶ教えて下さい。
    あった出来事、思っていたこと、嫌だったこと、我慢していたこと、ぜんぶ、話してください」
    ノリコは、わぁーっと泣き出した。
    どうして、こんなことになったんだろう。
    私は、ただ愛する男と結婚したかっただけ。
    私が我慢して、結婚の話をしつこく持ち出さずに、マサオに気を使いながら、マサオの顔色を伺いながら生活していたら、
    マサオは浮気をせずに、
    いつか私と結婚してくれていたの?
    きっと、してくれなかったと思う。
    5年間暮らしてみてもマサオと私の間には信頼関係がなかった。
    信頼させようと行動にうつそうとすることもなく「もうちょっと待って」しか言わなかった。
    どうして、こんなことになったんだろう。
    どうして、大好きだった人を、ここまで憎んでしまったんだろう。
    言葉が出てこなくてノリコが泣いているのを見ながら、
    目の前の弁○士も、つられて、涙を流した。
    その涙は、ヤモリの形になって、ピタッと床に張り付いた。
    「相手は死んだから、もう終わりだけど、
    あなたは、死刑にはならないし、これから先の人生長いんですよ。
    もっと強くなりなさい」
    の いつかの夢シリーズ

  • せつなく ゆがむ おじかん です
    せつなく ゆがむ おじかん です

    ノリコとマサオは同棲をして5年が経とうとしている。
    「ねぇマサオ、わたし、もうすぐ32歳なんだけど。
    そろそろ結婚してよ」
    「もうちょっと待ってよ、ノリコと結婚するつもりだよ」
    「当たり前じゃん、ここまで引っ張っておいて、やっぱりやめようなんて言われたら、わたし、あんたのこと刺し殺、すかも」
    マサオは、ぶるっと震えた。
    決してマサオは、ノリコのことを都合よく家政婦のように使おうと思っているわけではない。
    だけど、やっぱり、そこは男。
    腰が重たいから、同棲という選択を選んだのである。
    それに、もう、このままでもいいんじゃないか。
    結婚しなくてもいいんじゃないか、という、ずるい気持ちになってきた。
    それにノリコ、だらしないし。
    同棲したせいで、あらが見えてきた。
    それがマサオの腰の重たさを加速させた。
    同棲なんてせずに、結婚して一緒に暮らせばよかったのかもしれない。
    でも、そこまでの気持ちと覚悟がマサオにはなかった。
    マサオはマサオなり本気で考えているつもりだけど、
    やっぱり本気度合いが足りないのである。
    それから半年後。
    ノリコは再び結婚の話をしてきた。
    その話は三ヶ月に一回、しまいには、一日に一回と、だんだん間隔が短くなってきた。
    マサオはプレッシャーになり、逃げ出したい気持ちになった。
    「わたし、もう仕事やめて、家庭に入りたい。
    こどもうみたい」
    「まってくれよ、俺の気持ちも考えてくれよ」
    「なに言ってんの?
    まったく行動にうつさないあんたの気持ちを、どうして考えなくちゃいけないの?
    あんたが過ごす五年間と、女が過ごす五年間は、ぜんぜん違うんだけど。
    あんたは余裕でも、私にとっては深刻な問題なんだけど!!
    私の時間返して!」
    発狂するノリコにマサオの気持ちはどんどん冷めていった。
    場面は切り替わり、
    マサオが浮気をした。
    そしてノリコに別れを切り出す。
    「やっぱり俺たち合わないと思う、
    ノリコと結婚は出来ない」。
    その日の夜、ノリコは、マサオが寝ているときに、マサオのことを刺し殺、した。
    口から血をはきながら寝返りをうったマサオは「きゅうきゅうしゃ呼んで」と懇願したけど、
    どうせ、もう助からないだろうし、
    私と別れたあとにマサオだけが幸せになるのは許せない。
    そう思ったノリコは、マサオの懇願を無視して、めった刺しにした。
    そして、マサオが完全に動かなくなるまで、マサオのことを見つめた。
    完全に死んだことを確認してから、ようやく警、察に電話をした。
    場面は切り替わり、
    留○場に入ったノリコに国選弁○士がついた。
    加害者にも言い分はあるので、加害者にも国から弁○士が用意されるシステムだある。
    国から用意されるから、お金がない人でも、つけてもらえる。
    前髪ぱっつんの女性弁○士が、
    ピンク色のキノコの絵が書いてある名刺を出してきて、ふざけているのかと思った。
    だけど真面目な顔で、
    「よろしくお願いします、タカラノアリコです」
    と言ってくる。
    「はい、くだらないことで発狂して、殺、して、私って、ばかみたいですよね。
    私ってメンヘラですよね」
    「私は、くだらないとか、そんなことくらいでとは思いませんよ。
    殺、す以外にもっと違う方法があったとは思うけど、
    そうなるくらい追い詰められていたんでしょう。
    さすがに無罪を主張するのはむりですけど、わたし出来る限り戦いますからね。
    ひとつも嘘をつかないで、あったことを、ぜんぶ教えて下さい。
    あった出来事、思っていたこと、嫌だったこと、我慢していたこと、ぜんぶ、話してください」
    ノリコは、わぁーっと泣き出した。
    どうして、こんなことになったんだろう。
    私は、ただ愛する男と結婚したかっただけ。
    私が我慢して、結婚の話をしつこく持ち出さずに、マサオに気を使いながら、マサオの顔色を伺いながら生活していたら、
    マサオは浮気をせずに、
    いつか私と結婚してくれていたの?
    きっと、してくれなかったと思う。
    5年間暮らしてみてもマサオと私の間には信頼関係がなかった。
    信頼させようと行動にうつそうとすることもなく「もうちょっと待って」しか言わなかった。
    どうして、こんなことになったんだろう。
    どうして、大好きだった人を、ここまで憎んでしまったんだろう。
    言葉が出てこなくてノリコが泣いているのを見ながら、
    目の前の弁○士も、つられて、涙を流した。
    その涙は、イモリの形になって、ピタッと床に張り付いた。
    「相手は死んだから、もう終わりだけど、
    あなたは、死刑にはならないし、これから先の人生長いんですよ。
    もっと強くなりなさい」
    の いつかの夢シリーズ

  • ゆがんで とける おじかん です
    ゆがんで とける おじかん です

    旦那が、ある日、離婚を切り出してきた。
    もちろんショックである。
    専業の私に、どうやって生きていけと言うのだ。
    私の、いとおしい、私の大切なATM。
    旦那も鬼ではないので、
    泣いてすがりつけば、もしかしたら考え直してくれるかもしれない。
    泣こうとしたその瞬間、私は旦那の手を見てハッと動きを止めた。
    悲しい。
    悲しいけど、
    それでも、
    それよりも、
    私は旦那の手が気になって仕方なくて、旦那の手から目が離せなくなった。
    旦那の指が、なんてゆーか、まるで手マンをするときみたいな形をしているのだ。
    離婚の話をしながら、
    旦那の指は、なぜか手マンをするときみたいに、人差し指と中指を裏返した状態である。
    私は旦那の話を、ちゃんと耳にいれつつ、
    それでも旦那の指の、意味不明な形が気になって仕方なくて目が離せない。
    その指の形に深い意味がないのは理解できるけど、
    私は、わざわざ、深い意味を見つけたくなる。
    やがて、旦那は身ぶり手振りで、私を説得しようとしているのか、
    両手を、まるで子宮を包み込みような優しい仕草で動かしながら、
    離婚の話を延々としている。
    これは、何か意味があるのかもしれない。
    その手の仕草は、何か意味があるのかもしれない。
    神様が私に何かを伝えようとしている。
    悲しむことではないのかもしれない。
    悲しいけど、でも、
    これが私が望んだ景色なのかもしれない。
    人は望んでいない景色は見えないように出来ているし、必ずいい方向に進む。
    「すぐに出て行けとは言わないよ。
    ちゃんと生計を立ててからでいいから。
    俺は、もう、ありこを愛せない」
    息子のことは、旦那が引き取った。
    場面は切り替わり、
    離婚して3年の月日が流れた。
    私はFacebookで旦那が、息子の写真を更新していないか、まるでストー、カーのように毎日チェックしてしまう。
    そして、息子の写真を保存する。
    不思議なことに、一緒に暮らしていた頃よりも、離れて暮らした方が、
    私は、息子への執着を増した。
    離れて暮らしているからこそ、
    息子のことを愛していると思う。
    離れているほうが、母性がわき出るのである。
    母親にも色々あるであろう。
    1、出産は痛そうだから、子供は産みたくないけど、子供は欲しいから、里親になる
    2、子供を産みたくても産めないから、誰かに産んでもらう(代理母出産とかも、そう)
    3、子供はいらない
    4、子供は産みたいけど、育てたくはない
    色んな母親がいて、
    母性にも色々、種類があると思うのだ。
    私は4だったのだ。
    育てたくない。
    だけど我が子のことは気になって仕方ない。
    私は汚い表現をすれば、
    息子のことを「捨てた」のだ。
    上から目線な気がするので、
    捨てたとは表現したくないけど、
    まあ、捨てたんだろう。
    正解である。
    時には罪悪感で夜も眠れないときもあった。
    でも罪悪感の正体を突き詰めていくと、
    自分が望んでいたものに辿り着く時がある。
    したかったことをしたときに、後遺症で罪悪感がわいてくることもあるのだ。
    だから本来は感じる必要のない罪悪感なのに、
    人間は、いい人ぶりたいから罪悪感を感じるのだ。
    私は、息子を産めたことが嬉しい。
    育てたくはないけど、
    産めたことが嬉しい。
    産みたかった。
    産んでよかった。
    産んだことを後悔したことは一度もない。
    そして、それを育ててくれる旦那の存在も嬉しい。
    場面は切り替わり、
    新しい息子の写真がアップされたから、
    私はすかさず保存した。
    その写真は息子の指が、まるで手マンをするかのような形をしている。
    その指の形を私は凝視する。
    その指の形に深い意味がないのは理解できるけど、
    私は、わざわざ、深い意味を見つけたくなる。
    まるで「ママは正解だよ、ママは間違っていない」と言われている気分になった。
    の 今日の夢シリーズ

  • ゆがんで とける おじかん です
    ゆがんで とける おじかん です

    私は38歳で初婚をした。
    高齢出産思いっきりオーバーである。
    どうも最近、旦那が私のことを殺、そうとしているように思えてならない。
    なぜ、そう思うのかと聞かれても困る。
    なぜか思う。
    なぜそう思うのか理由を考えてみた。
    1、子供を生むのは若干諦めている(年齢も関係ある)
    2、旦那が年下でイケメン。他に女がいるかもしれない。
    3、私は掃除が苦手。
    4、昨日、冷蔵庫の中の旦那のプリンを、いらないのだと解釈して勝手に食べてしまった。
    (旦那がとても落ち込んでいたから、反省して、買い直して、ちゃんと返した)
    5、私がべろんべろんに酔っぱらって、寝ている旦那の上に、「うえーい」とか言いながら、おもいっきりダイブした。
    (幸せ太りで私は70キロ)
    5のときは、
    温厚な旦那もさすがにキレて、
    私のことを抱っこしたかと思うと、そのまま窓から突き落とそうとした。
    「もう耐えられない。
    殺、すしかない」
    と本気の眼差しで言ってくる旦那にたいして、
    「ごめんなさいごめんなさい……おえっ」
    と命乞いしながら、
    旦那の顔にゲロをぶっかける酔っぱらいの私を、
    旦那は最終的にはベッドに寝かせてくれて、介抱してくれた。
    そして、こう言った。
    「だめだね、おれも。
    なんでも人のせいにしてさ。
    ありこと結婚するって決めたのは俺だからさ。
    ありこを殺、すくらいなら、俺が自、殺すればいいだけの話」
    そんな結論に辿り着いた旦那のことを心から尊敬する。
    だから窓から突き落とされそうになったのは、私はDVだとは捉えていない。
    むしろ私のほうがバイオレンスな性格で、旦那をサンドバッグにしているので、
    よくもまあ耐えれるなーと感心するレベルである。
    そりゃー殺、したくもなるわな。
    と思えるレベルなので、
    落とされそうになったことにたいしては怒りはない。
    なのに、
    なぜ私は最近、旦那が私を殺、そうとしていることを妄想してしまい、
    こんなにも疑っているのかって、
    私の自信のなさから来る感情なのだろう。
    旦那は、顔だって悪くない。
    なぜ私を選んでくれたのかという自信のなさである。
    私は今日もさりげなく、旦那のことを眺める。
    さりげなく、旦那のことを観察する。
    寝転びながらテレビを見ている旦那の足が不自然にビクッと動いたことを私は見逃さなかった。
    なに?
    そんな臭そうな足でわたしのこと蹴飛ばして殺、すつもりなの?
    そんな被害妄想をしながら、
    いつでも逃げれるように身構える。
    旦那が、ふいに、むくっと起き上がる。
    「ひっ」
    と身構える私に、
    旦那が
    「えっ、なに」
    と聞いてくる。
    「なんで起き上がったの?」
    「えっ、トイレ」
    「ああそう。てゆーか、足……」
    「足?」
    「足臭そうだから、洗いなよ」
    「あーごめんね、臭いよね」
    「うん、そんな臭い足で殺、された日にゃ、私も無念で成仏できないわ」
    「え、なんの話?」
    「いや、なんでもない」
    場面は切り替わり、
    私は、スタバでフラペチーノを飲んでいる。
    近くの席で女子高生たちが、なにやら楽しそうに笑っている。
    私はまるで「ま、んこイカ臭そう」って悪口を言われている気分になって、
    ちっと小さく舌打ちをしながらポーカーフェイスを装った。
    隣の席では男子高生二人組がこんな会話をしていた。
    「なんで学祭で、おにぎり出したらダメなんだよ。
    俺はおにぎりが好きだよ」
    おにぎりでいいっ。
    と口を出したい気持ちになりながらポーカーフェイスを装った。
    どうも最近、世の中の人たちが私のことを殺、そうとしている気がする。
    ま、んこイカ臭いから?
    隣の席の会話をこっそり盗み聞きしてしまうから?
    場面は切り替わり、
    私は公園のベンチに座っている。
    あくびをしながら、
    「ふぁーあー、死にてーなー、殺、してなー」
    と、つぶやいている。
    死にたいほど、殺、したいほど、天気がいい。
    すると、ホームレスの婆ちゃんが近づいてきた。
    「こんにちは」
    「こんにちは」
    「どうしたの」
    「死にてーし、殺、してーの」
    中二病かよ。
    心の中で自分で自分に突っ込みをいれた。
    婆ちゃんがニッコリと笑いながら私の頭を撫でた。
    「あなたは、めんこいね。
    めんこいって年齢じゃないかもしれないけど、めんこいね。
    きっと色んな人に愛されているね。
    だからこそ、死にてーだの、殺、してーだの思うのね。
    あなたは優しいから不安になるのね。
    人の裏を勘ぐってしまう。
    なにも出来なくても、そのままで価値があるのに。
    めんこいもん」
    私は婆ちゃんが何を言っているのかが理解できなくて、
    空をボーッと眺める。
    日本語喋ってよ、わたし、ばかなんだからさ。
    わたし、幸せなんだからさ。
    よし帰ろう。
    愛する旦那様に餃子を作ってもらおう。
    の いつかの夢シリーズ

  • あえぐ おじかん です
    あえぐ おじかん です

    私は40歳になっている。
    私には、もったいなすぎるくらい顔も性格もイケメンの旦那がいる。
    アメリカ人のように、「かわいいね」とか「口紅の色がいい」とか「愛している」とか「今日も、いいケツしているね」
    と、ほめたり、セクハラのような発言をしてきたり、毎日ハグをしてくれる。
    ある日、私は浮気をした。
    その日の夜、
    旦那が作ってくれた餃子を食べながら私はサラリと、その話をした。
    「ねぇダディ、わたし今日せ、っくすしてきたの~」
    「いいなー、せ、っくす。
    せ、っくすって、いいよね」
    なんだろう、このいつまでも、どこまでも他人感。
    最高かよ!
    旦那は献身的に私の小皿に餃子のタレをいれてくれて、私のコップに麦茶を注いでくれた。
    「ダディは?
    好きな女とかいないの?」
    「そんなの、いっぱい、いるよ」
    「せ、っくすしないの?」
    「しないよ、めんどくさいもん」
    「相手の女が本気になったら、めんどくさいってこと?」
    「違う違う、俺がめんどくさい男だから」
    「ダディはめんどくさい男なの?」
    「うん、せ、っくすしたら、俺の女って勘違いして、上から目線になりそうだから」
    「そう?
    ダディが私に上から目線だったことなんてないよ。
    ダディは私のことを上から見下ろしているの?」
    「見下ろしてはいないけど、
    でも俺のものだとは思っているよ。
    ありこは帰ってくると思っている。
    俺より、いい男はいないと思っているから」
    「それは正解だから、上から目線ではないよ」
    「それこそ、俺さ、目があっただけで、あー俺に惚れている!って思うもん」
    「じゃあ、そこらへん歩いている女、みんなダディの女だね?」
    「そうだよ、みんな俺の脳内で、俺にな、かだしされている」
    はははっと明るい笑い声が響く。
    私は、
    この男が好きでたまらない。
    この男も、
    わたしのことが好きでたまらない。
    きっと離れることはない。
    の いつかの夢シリーズ

  • うふん??
    うふん??

    18時からお願いします!

  • うちのパパも、そうだわ
    うちのパパも、そうだわ

    そういやね、うちのパパってね、
    「人をあてにする女が嫌い」
    とか
    「自立した女が好き」
    って、言葉では言うんですよ、言葉では(笑)(笑)(笑)
    でも実際に、うちのママは、パパの好みとは正反対で、
    それでもパパは、
    うちのママが死ぬまで、ママのことを守り続けました。
    もしもパパが、
    しっかりした女となんて結婚してしまったら、
    我が強いパパは、きっと、うまくいかなかったと思います。
    きっと、満たされなかったと思います。
    そうゆうことです。
    男は、されるよりも、してあげることを喜ぶ生き物だということを証明してくれます(笑)
    それに女が何かをすると、
    男って、
    嬉しい反面「お返ししなくちゃ」とか「見返りを求められている気分」になるのかもしれないよ。
    自分のペースで何かをしてあげたくて、
    それにたいして女が喜ぶことが、男の承認欲求を満たすのかもしれない
    おとこのひと、承認欲求強いよね。
    プライドのかたまり。
    それって、たとえ、どんなにナヨナヨした弱そうな男だとしても、
    変なプライドある瞬間あるから
    どんな種類の男でも、
    それこそヒモ男だったとしても、
    きっとプライド高い生き物だと思うもん。
    ほめられたいし、なにかを、したいんですよ。
    その欲求は、
    女よりも男のほうが強いと思います。
    男はマザコンですからね。
    甘えん坊だけど、
    その反面、ママを喜ばせたいと思いながら育ったはず。
    ぼく、ひとりで、できるもん!
    じゃましないで!
    ままは、ぼくを、こどもあつかいしている!
    ぼくが、ままに、してあげたいの~。
    とイヤイヤ期をむかえ、
    かといってママが構ってくれないと寂しくなり、
    ママに、
    むしったタンポポをプレゼントして、
    ママの気を必死で引こうとして、
    「まま、結婚しよう」だなんて可愛いことも言ったはず。
    そして、そのママへの恋心は、大人になってからは彼女とか嫁に向くのだ。
    めでたしめでたし

  • 上に立ちたいんだと思う
    上に立ちたいんだと思う

    そういや、
    私の知人で
    「俺は甘えたいから、
    しっかりした女が好み」
    と言っていて、しっかりした女と結婚した男が、たったの一年で離婚して、
    そのあと、べつの女と再婚して、たぶん新しい嫁と今10年くらいたつと思うんですけど、
    「元嫁のほうが、立派だったし、完璧だったのに、
    すごく好きなのは、完璧じゃない今の嫁」
    って言っていましたよ
    今の嫁にたいして、
    ときどき、ぐちぐち言うんですよ。
    「今の嫁は家事が全然できない」
    とか。
    その男ぐちぐちぐちぐちぐちぐちした性格なんですけど、
    ぐちぐち言っているのとは裏腹に、顔が幸せそうなんですwww
    この男、
    イライラしながらも、言葉では文句を言いながらも、幸せそうなんです。
    どーえーむーかw
    でも私、これって、典型的な男だなと思います。
    表層と深層って違うんですよね。
    表層では「俺は甘えたいから、しっかりした女が好き」と言っていて、
    それも決して嘘ではなくて本音だと思います。
    だけど、深層で求めてしまうのは、正反対の女なんですよ。
    何も出来ない女とまで表現したら大袈裟ですけど、
    でも男が何かをしてあげれる女のほうがいいのかもしれませんよ。
    男は女の上に立ちたい
    と表現してしまったら、語弊があるかもしれないし、
    女にとっても腹立たしいし、
    男って上から目線~。ってなってしまう(笑)けど、
    それに近い感覚を感じる瞬間はあります。
    言葉では「なんで俺ばっかり」とか「もっと、ほしい」とか「もっと、あれも、これも、してくれ」とか言うかもしれないし、
    要求してくるかもしれません。
    それも本心だとは思うけど、
    深いところで本当に求めているものは違う場合がある。
    ご参考までに。

スポットナビ
スポットナビ