あ~イク恋愛生欲情の扉

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宝乃ありな の写メ日記PHOTO DIARY 宝乃ありなのプライベートを覗き見! 随時更新中!

2024年 5月 の写メ日記一覧
宝乃ありな

宝乃ありな(26歳)

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ゆがむ おじかん です

ゆがむ おじかん です

サナオは17歳、童貞である。
サナオは、とても、せ、っくすがしてみたかった。
したくて、したくて、たまらなくて、
いっそ童貞を捨てる相手が妹でもいいと思いながら、
ケダモノのような感情を秘めながらポーカーフェイスを装う。
幼なじみで近所に住んでるマチコは、とても美しく成長して今ではヤンキーである。
小学生の時は、泣き虫で、泣き虫マチコと呼ばれていたのに、
そんな雰囲気は今はどこにもない。
小さい頃は
よく遊んでいたのに、眼鏡で根暗な俺とは今では世界も系統も違うので、
時々、
朝帰りのマチコと窓越しで目があっても手をふることすらないし、すぐにカーテンをシャッと閉められる。
こないだ目があった時は
いつもみたいにカーテンをシャッと閉める前に
突然、窓をあけたので、
キョトンとして見ていると
「いつもいつも、きもい目でのぞいてんじゃねーよ、むっつり野郎」
と怒られてしまった。
怒られてるのに、俺はマチコの谷間を凝視してしまった。
あー、やりたい。
もう、担任でもいい。
もう、かあちゃんでもいい。
ばあちゃんでも……いや、ばあちゃんは、やっぱり嫌だ。
場面は切り替わり、
友達のセナオと一緒に、夜の街で遊んでいる。
すると、
マチコが
いかにもガラの悪い男たちに囲まれながら、歩いてるところに遭遇した。
マチコの肩に手を回してドヤ顔している男は、確か同じ学校で見たことある。
マチコの彼氏である。
やってるんだろうな、やりまくってるんだろうな、と思いながら、
マチコの谷間を凝視していると、
マチコの彼氏が「おい、じろじろみてんじゃねーぞ」って言いながら、こっちに近付いてこようとしたので
ビビりな俺が立ちすくんでいると、
マチコが彼氏の腕を引っ張り、
「いいよいいよ、幼なじみ。
隣に住んでる」
と言った。
「へーお前こんな男と友達なのか」
「勘弁してよ、こんなキモい男と友達じゃないよ、幼なじみなだけ。隣に住んでるだけ」
「やったのか?」
「げーっ。
なーいないないない。
てか、童貞でしょ、こいつ」
「うん、童貞だろうな」
そうして
マチコとマチコの彼氏と、他の仲間たちが、俺のことをばかにして笑いだした。
あまりにも
童貞童貞と連呼されるので
頭にきた俺は震える声で
「○んこマチコが何いってんだよーっ」
と叫んだ。
マチコは表情を変えずに、
両腕を組みながら威圧的にこっちを見ている。
俺は続ける。
「おまえ小学生の時、教室で○んこ漏らしただろ!
それが可哀想だから、俺が漏らしたことにしてあげたのに、恩を忘れたのかーっ」
握りしめてる拳がプルプルと震える。
そんな俺に
マチコの彼氏が
「言いたいことは、それだけか?
なんだよおまえ人の女のこと○んこ呼ばわりしやがって。
子供の頃の話だろ?」
と言いながら
殴りかかってきた。
顔面を殴られた俺は鼻血を出しながら、叫び続ける。
「俺に感謝して、そのでっけー乳揉ませろやーっ」
再び、顔面を殴られて、
地面に倒れこんだ。
マチコが表情を変えないまま、
ツカツカとこちらに歩み寄ってくる。
そして
再び俺に殴りかかろうとする彼氏の肩をおさえながら
「もう、いいって」
と言ったあとに、
再び、俺に視線をよこす。
やっぱり
マチコは少しも表情を変えることなく、
顎をつきだすようにして、
俺のことを見下ろしたあとに、
俺の前にしゃがんだ。
「で、なにが言いてーんだよ、お前はっ。
触りてーのか?
触れよ、触ってみろやっ」
と怒鳴ってきた。
ここで
ほんとに触ったら
また彼氏の拳が飛んでくるし、殺、されるかもしれないので、
俺は
ニヘラーと笑いながら
至近距離のマチコの谷間を無言で凝視した。
「このチキン野郎!」
と言われながら顔に唾をはかれた。
屈辱的なはずなのに俺はぼっ、きした。
「えっ、こいつ、ぼ、っきしてるよ、ばかじゃん」
と、笑いながら、
マチコ達は、夜の世界へと去っていった。
座り込んでニタニタと笑ってる俺のことを、セナオが、
「サナオ、顔から血出てるけど、大丈夫?」
と言いながら起こしてくれた。
「あっ、セナオお前どこにいたんだよ」
「怖いから電柱の影に隠れてたよ」
「薄情だなー」
そんな会話をしながら
ムラムラが収まらない俺は
セナオと一緒に夜景を見に行った。
なんで夜景なのかって、
カーセッ、クスしてるカップルを見れるかもしれない。
案の定、
一台だけ、めちゃくちゃギシギシと揺れてる車を見つけた。
「サナオ、のぞきは良くないよ」
「なんだよセナオはチキンだなー。
そもそも、いくら車の中でも、こんなところで、せ、っくすをすることそのものが公然ワイセツだろ」
「まあ、そうだけどさ」
そんなコソコソ話をしていると、
車の中で
男の下になって喘いでいた女と、目があった。
「きゃーっ」
と叫んだので、
上になってる男も、こっちを見た。
「おいこらぁー」
という怒鳴り声を背中に
セナオと一緒に走って逃げた。
「もう、ここまで逃げたら大丈夫だろ。
このあと、どうする?
飯いく?
あっ、でも、俺この血まみれの顔どうしよう…」
と言ってみたけど
背後にいるはずのセナオが返事をしないので、
振り返ってみると、
セナオが下半身を露出している。
俺がギョッとしながら
「えっ、なに?しょんべんしたいの?」
って聞いたら
セナオが
「サナオ、俺のくわえろよ」
と言ってくる。
「えっ、いや、ごめん、俺そうゆう趣味は…」
って言いかけたところで、
セナオの拳が顔に飛んできた。
俺はただただ驚きながら、
地面に転がり、セナオのことを見上げる。
「サナオ、こないだ、どこかで地震があっただろう?」
「えっ、うん」
「あれね、僕がお箸を落としたからなんだよ」
「はい?」
「僕には、そうゆう力があるんだ。
僕はいつも、たくさんの眼球に見張られている。
今だって見張られてる」
「えっ、なに?なんなの?ふざけてるの?」
「ふざけてないよ、僕に逆らうな。
僕が箸を落としたら、お前は簡単に死ぬ」
いや、あの……と言いかけたところで、
いきなり
腹に蹴りをいれられた。
「はやく、なめろ!」
「やだよ!」
やだ!と言い続けたら
セナオが
あーーーーーーっと発狂しながら
走り出した。
俺は
ぼーぜんとしながら
セナオの背中を見つめる。
そのうち
セナオの背中が見えなくなった頃、
俺は
そのまま地面に寝そべって、
はははっ、と、ひとりで笑った。
なんなんだよ、ほんとに面白い。
ほんとに面白くて、ほんとにばかで、ほんとに寂しい。
そんな毎日。
そんな17歳、童貞。
の 今日の夢シリーズ2

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