あ~イク恋愛生欲情の扉

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宝乃ありな の写メ日記PHOTO DIARY 宝乃ありなのプライベートを覗き見! 随時更新中!

2024年 4月 の写メ日記一覧
宝乃ありな

宝乃ありな(26歳)

T160.B90(G).W58.H87

めちゃくちゃB型。

めちゃくちゃB型。

歳をとることに恐怖を覚えて、
だけど、だからといって、10代の頃に戻りたいだとか、何年前に戻りたいとかは、まったく思わない。
子供の頃って(今も子供ですが)、
自分と親とか
自分と友達とか
自分と恋人とか
自分と社会とかの境界線が曖昧で、
色んなものと合体して肉団子になりすぎて(笑)
嫌な人に会うと
夜も眠れないほど
はらわたが煮えくりかえり
どうにかして
わからせてやろうとか
冷たくしてやろうとか
思い知らせてやろうとか
謎の上から目線で、イライライライラしていて、
完璧な人に会うと、ぺしゃんこになっていた。
あー、こんな素敵な人には、私は認めてもらえないって。
自意識が強すぎて、自分の手に負えなかった。
感情がコントロール出来なくて苦しかった。
感情のあっち側からこっち側へ、ジェットコースターみたいに駆け抜けて、
泣いたり、怒ったり、幸せの絶頂に上ったり、そうかと思うと死にたくなったりした。
ところで、
私は小学生の頃、人間の体の中を見てみたいと思ったことがあった。
人間だけではなくて、
動物の体の中を見てみたい願望が生まれた時があった。
(どんな危険なメンヘラ小学生やねんw)
死体を見てみたいと思ったことがあった。
内蔵はどんなふうに詰まっているのか知りたかった。
なんで内蔵を詰めたまま、自分が動き回っているのか不思議で不気味で、眠れなかった。
だから、スプラッタ映画にハマったことがある。
といっても
チキンなので
本物の血は怖い。
作り物だからこそ、見れるのである。
私は、
いったい何がどうなって、
歩き回り、
動き回り、
傷ついたり、
眠ったり、
怒ったり、
絶望したり、
自意識過剰になったりするのだろう。
内蔵がなくなってしまえば、
脳みそがなくなってしまえば、
私は、なくなるのだろうか。
こわい。
でも知りたい。
私は私だけど、
私は、私じゃないものに、支配されている気がする。
恐怖を拭うために、
だからこそ、
死体を見てみたいと思っていた。
そんな中二病みたいなことを
延々と考えては、
ポエミーな自分に酔いしれていた。
ほんとに
気持ち悪い子供だったと思う。
そして、いつも苦しかった。
そして、苦しいのに、不幸になりたいと思っていた。
不幸になりたくてたまらなくて、不幸になってるのに、不幸になると、ああ、なんで私ばっかりと酔いしれて、ポエムを囁いていた。
そんな、あの頃には、絶対に戻りたいとは思わない。
今は
落ち込むことはあっても、
それを自分で処理する力は身に付いたと思う。
歳をとったら、傷つかなくなるわけではないし、
歳をとったら、大人になれるわけではないし、
歳をとったら、優しくなれるわけではないし、
歳をとったら、寛大になれるわけではないし、
歳をとったら、頭が良くなるわけではない。
私は、ばかのままである。
たぶん、これからも、ばかのままである。
だけど、
歳をとると、境界線が出来る。
楽しく生きたいと思うようになった。
ようやく、
自分が自分になった。
これから、
もっと、自分が自分になっていくのだろう。
の思春期エッセイ

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