あ~イク恋愛生欲情の扉

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宝乃ありな の写メ日記PHOTO DIARY 宝乃ありなのプライベートを覗き見! 随時更新中!

2024年 4月 の写メ日記一覧
宝乃ありな

宝乃ありな(26歳)

T160.B90(G).W58.H87

ゆがんで あえぐ おじかん です

ゆがんで あえぐ おじかん です

力也は、その女を見て思う。
とぼけた顔してんじゃないよ。
でも、そっちがその気なら、こっちにだって考えがある。
力也は、彼女のことを今日から無視することにした。
目の前にいる女の子だ。
名前は知らない。
住所も知らない。
正確な年齢も血液型も誕生日も携帯の番号もアドレスも、だから機種も知らないが、彼女が昔、自分に恋心を抱いていたのは知っている。
むかしといっても、二年前の春である。
そのとき力也は高校三年生だった。
その歳の5月までコンビニでバイトをしていた。
そのとき彼女も高校生で太っているわけではないのだが、まぶたに少々肉がついていた。
顔の輪郭もぼんやりとしていて、むくんでいるように見えた。
グレープフルーツなどの果物を丸ごとごろんと出されたような印象が力也の中に残っている。
皮が剥けていないグレープフルーツを出されたような印象である。
つまり、
「さあ、どうぞ、召し上がれ」の雰囲気が感じられなかった。
食べられる状態ではない、と力也は考えた。
かのじょは、力也が食べやすい状態にまだなっていないのだ。
高校生だったかのじょは、力也がバイトしている時間帯にコンビニへとやってきた。
ちらちらと力也に視線を送りながら、雑誌を立ち読みしたり、お菓子や飲料や化粧品を眺めたりする。
小さな買い物をしたときは、
淡々と代金を唱える力也を、うっとりと見ていた。
力也は
かのじょのほうを見ていなかったが、
うっとりとした眼差しを注がれているのは気配でわかった。
センサーが作動するのだ。
俗に言うモテセンサーというやつである。
モテセンサーというのはモテ慣れてる男子にしか存在しない装置である。
女子の熱視線や半開きの唇を感知したり、口には出せないやるせない思い、そして、はしたなくて表現出来ない肉体的な接触の希望に感応し、
「いま、モテている」
あるいは、
「すぐにでも、やれる」
を察することが出来る装置だ。
力也のモテセンサーは基本的に誤作動はない。
お釣りを渡すとき、手と手を触れあうようにすると、かのじょは首をすくめた。
でも、
かのじょはシャイで、なかなか行動に写さない。
かのじょは
どんどんあか抜けて可愛くなっていった。
皮が剥けたグレープフルーツになった。
ある日、
彼女がヤドカリみたいなチョココロネをレジに運んでくる。
力也は
このチョココロネをスキャンして、袋にいれながら、こう切り出した。
「じゃ、付き合う?」
そう言いながら
チョココロネが入った袋を彼女に差し出す。
「え?」
かのじょは大きな目を開いた。
そして照れ臭そうにレジ袋をひっつかみ、そそくさとコンビニを後にした。
色も白くなったし、顎の線も、すっきりした。
まぶたの肉もきっとなくなってるけど、前髪に隠れてよく見えなかった。
俺のために頑張ったんだろうな。
それから
2年近く、彼女は来店しなかった。
最近やっと、また来店するようになったけど、無視することにした。
場面は切り替わり、
ある日、
かのじょとヤローが
歩いてるのを目撃してしまった。
あーもー、そーやって、すーぐ妬かせようとする。
女って、めんどくさいなあ。
そう思った力也は、
かのじょがヤローと解散したあとに、
かのじょのことを路地裏に連れ込んで、あ、おかんをした。
かのじょは
おおきな目を見開いて、
照れながら足を開いた。
力也は
可愛くなった彼女の裸の写真をたくさん撮って、
どんな場所でも、彼女を抱いたし、
どんなことでもさせたし、してくれた。
ある日、いつものように、公衆トイレに連れ込み、
彼女に
ち、んぽを差し込むと、
彼女は
どこからともなく出したナイフを力也のお腹に差し込んだ。
何が起こったのか、わからない。
彼女はガタガタと震えながら、
力也のスマホをトイレに水没させている。
そして、
トイレから飛び出して
たすけてたすけてたすけてたすけて
と、甲高い声で叫んでいる。
どうしたんだろう。
かのじょは、誤作動を起こしたのだろうか。
の 今日の夢シリーズ3
(´・ω・`)

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